ネットワーク設計において、サブネットマスクや接続台数の計算は非常に重要です。この記事では、サブネットマスクの計算方法や、接続できる台数の求め方について詳しく解説します。
1. 各サブネットマスクと接続台数の計算
以下のサブネットマスクにおいて、接続できる台数を求める方法を見ていきます。
(a) ネットワーク部が28ビット
ネットワーク部が28ビットの場合、サブネットマスクは255.255.255.240となります。この場合、ホスト部は4ビットです。ホスト部のビット数から計算される接続台数は、2の4乗から2を引いた14台です。
(b) ネットワーク部が17ビット
ネットワーク部が17ビットの場合、サブネットマスクは255.255.128.0です。ホスト部は15ビットで、接続できる台数は2の15乗から2を引いた32,766台です。
(c) ネットワーク部が23ビット
ネットワーク部が23ビットの場合、サブネットマスクは255.255.254.0です。ホスト部は9ビットで、接続できる台数は2の9乗から2を引いた510台です。
(d) ホスト部が5ビット
ホスト部が5ビットの場合、サブネットマスクは255.255.255.248です。接続できる台数は2の5乗から2を引いた30台です。
(e) ホスト部が9ビット
ホスト部が9ビットの場合、サブネットマスクは255.255.254.0です。接続できる台数は2の9乗から2を引いた510台です。
2. 100台のコンピュータを接続するためのネットワーク部のビット数
100台のコンピュータを接続するためには、ホスト部が7ビット以上必要です。なぜなら、2の7乗で128台の接続が可能だからです。したがって、ネットワーク部の最大ビット数は32ビットから7ビットを引いた25ビットとなります。したがって、サブネットマスクは255.255.255.0です。
3. 192.168.7.209のネットワーク設定
IPアドレス192.168.7.209、ネットワーク部28ビットの場合、サブネットマスクは255.255.255.240となります。ネットワークアドレスは192.168.7.208、ブロードキャストアドレスは192.168.7.223です。ホストアドレスの範囲は192.168.7.209から192.168.7.222で、接続できる台数は14台です。
まとめ:ネットワーク設計におけるサブネットマスクと接続台数の計算方法
ネットワーク部やホスト部のビット数からサブネットマスクと接続台数を求める方法を理解することは、ネットワーク設計において非常に重要です。サブネットマスクを正しく設定し、必要な接続台数を確保するために、ビット数の計算方法をマスターしましょう。
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