Androidスマホで撮影した動画に、映り込んでしまった人物の顔だけモザイクやぼかしを入れたい場合があります。CapCutにはモザイク機能がありますが、通常の操作では画面全体に効果がかかってしまうため、部分的な加工方法が分かりにくいことがあります。
この記事では、CapCutを使って動画の右下など一部分だけにモザイクをかける方法や、顔だけを隠すためのオーバーレイ機能の使い方を初心者向けに解説します。
CapCutで顔だけにモザイクを入れる基本的な考え方
CapCutで一部分だけをぼかしたい場合は、元動画全体にモザイクをかけるのではなく、モザイクをかけた動画を重ねて必要な部分だけ表示する方法を使います。
この方法では「オーバーレイ」と「マスク」という機能を利用します。簡単に説明すると、元の動画の上にモザイク加工した動画を重ね、その重ねた部分の範囲を顔の位置だけに限定する仕組みです。
例えば、右下に小さく映った人物の顔だけを消したい場合、画面全体を加工するのではなく、その顔の位置だけにモザイク部分を配置します。
CapCutで顔部分だけモザイクを入れる手順
Android版CapCutでは、以下の流れで部分的なモザイク加工ができます。
- CapCutを開いて対象の動画を新規プロジェクトに追加する
- 下のメニューから「エフェクト」を選択する
- 「動画エフェクト」からモザイクを選ぶ
- モザイクを追加した動画をオーバーレイとして重ねる
- マスク機能で顔の部分だけ表示する
ポイントは、最初にモザイクを追加しただけでは全画面に効果がかかるため、その後に表示範囲を限定する作業が必要ということです。
顔の位置に合わせて丸形や四角形のマスク範囲を調整すると、顔部分だけを自然に隠せます。
オーバーレイで全画面モザイクになる原因と対処方法
オーバーレイを使った際に「モザイク画面の中に元動画が小さく表示される」という状態になることがあります。これは、モザイク加工した動画そのものを小さく配置しているために起こります。
この場合は、オーバーレイ側の動画サイズを元動画と同じ大きさまで広げてから、マスクで必要な部分だけ残します。
具体的には、オーバーレイ素材を選択してピンチ操作で画面いっぱいまで拡大し、その後にマスク範囲を顔の位置へ合わせると正しく加工できます。
顔が動く場合はキーフレームを使う
動画内で人物の顔が移動する場合、固定したモザイクでは途中で顔からずれてしまいます。
その場合はCapCutのキーフレーム機能を利用します。顔が動くタイミングごとにモザイク位置を調整することで、追従するような加工ができます。
例えば5秒程度の短い動画であれば、最初、中間、最後の3か所程度で位置を調整するだけでも自然に隠せる場合があります。
もっと簡単に顔だけ隠す方法
短い動画であれば、CapCutの「ステッカー」や「ぼかし」系の機能を利用して顔の上に配置する方法もあります。
ただし、この方法は動画内で顔が動かない場合に向いています。人物が移動する場合は、オーバーレイとマスクを使う方法の方がきれいに仕上がります。
用途に合わせて、固定された顔なら簡単な方法、動く顔なら追従編集を選ぶと作業時間を短縮できます。
モザイク加工後に確認しておきたいポイント
編集が完了したら、必ず動画を最初から最後まで再生して、顔が隠れているか確認してください。
特に短い動画でも、開始直後や終了直前だけモザイクがずれているケースがあります。
また、保存時の画質設定によってはモザイク部分が見えやすくなる場合があるため、書き出し後の動画も確認すると安心です。
まとめ
CapCutで動画の右下など一部分だけに顔モザイクを入れるには、モザイク効果を追加した動画をオーバーレイで重ね、マスク機能で顔部分だけ表示する方法が便利です。
全画面モザイクになってしまう場合は、オーバーレイ素材のサイズ調整やマスク設定が正しくできているか確認してください。
短い動画なら位置調整も少なく済むため、Androidスマホだけでも人物の顔を自然に隠した動画を作成できます。


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