AutoCADのデータを他者に送信した際、「いつ保存したか」「どんな操作をしたか」といった履歴が相手に分かるのではないかと不安になるケースがあります。特に業務データを持ち帰って作業した場合、その履歴が追跡できるのかは気になるポイントです。本記事では、AutoCADデータに含まれる情報と、相手側にどこまで分かるのかについて整理して解説します。
AutoCADデータに保存される基本情報とは
AutoCADのDWGファイルには、図面そのものの情報に加えて一部のメタデータが含まれる場合があります。
例えば作成者名、最終保存日時、使用ソフトのバージョンなどが内部情報として記録されることがありますが、すべての操作履歴が残るわけではありません。
操作履歴は相手に見えるのか
結論として、AutoCADの通常のDWGファイルには詳細な操作履歴(いつ何を編集したか)は基本的に残りません。
例えば「どの線をいつ消したか」「どの時間に作業したか」といったタイムライン形式の履歴は標準機能では相手に送信されません。
保存日時がバレる可能性について
ファイルのプロパティ情報として、最終保存日時や更新日時が含まれることはあります。
例えばWindowsのファイル情報やAutoCADの内部情報から「最後に保存された時間」が確認できる場合がありますが、作業履歴そのものではありません。
バージョン情報や作業環境は分かるのか
DWGファイルには使用したAutoCADのバージョン情報が含まれることがあります。
例えばAutoCAD 2022で保存したファイルは、相手側の環境で開いた際に互換性情報として検出される場合があります。
クラウドや共有環境の場合の注意点
AutoCADをクラウド(Autodesk Driveや共有サーバー)で使用している場合は、ローカルファイルよりもログが残る可能性があります。
例えばチーム共有環境ではアクセス履歴や編集履歴が管理者側で確認できる場合があるため、環境によって情報量が異なります。
まとめ
AutoCADの通常のDWGファイルでは、詳細な操作履歴が相手に伝わることは基本的にありません。
ただし、保存日時や使用バージョンなどのメタ情報は含まれる場合があり、クラウド環境では別途ログが残ることもあります。
そのため、どの環境で作業しているかによって、相手に見える情報の範囲は変わる点に注意が必要です。


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