DaVinci Resolveでは、文字の中に画像や模様を入れることで、ヒョウ柄のようなデザイン性の高いテキストを作成できます。タイトルやロゴ、動画のオープニング演出などにも使える人気の表現方法です。
この記事では、Fusionページを使ってテキストにヒョウ柄を適用する方法を、初心者でも再現できるように具体的な設定項目や数値例を交えて解説します。
DaVinci Resolveでヒョウ柄テキストを作る基本的な考え方
ヒョウ柄テキストは、文字そのものに模様を描くのではなく、文字をマスクとして利用し、その中にヒョウ柄素材を表示することで作成できます。
基本的な流れは「Text+で文字を作成」→「Fusionでヒョウ柄素材を配置」→「文字マスクで切り抜く」という手順になります。
この方法を使えば、ヒョウ柄だけでなく、迷彩柄、炎、水面、金属模様など、さまざまなテクスチャを文字へ適用できます。
準備するヒョウ柄素材
まず、ヒョウ柄の画像素材を用意します。背景が透明なPNG素材でも、通常のJPEG画像でも使用できます。
文字の中に柄を入れる場合は、模様が大きく見える画像を選ぶと自然な仕上がりになります。細かすぎる柄は、小さい文字では潰れて見えることがあります。
例えばタイトル文字が画面中央に表示される動画なら、横1000px以上のヒョウ柄画像を使用すると調整しやすくなります。
Fusionでヒョウ柄テキストを作成する手順
タイムラインにテキストを配置したら、対象のテキストクリップを選択して「Fusion」ページへ移動します。
Fusionでは以下のノード構成を作成します。
MediaIn(ヒョウ柄画像)→ Merge → MediaOut
Text+ → マスク入力(青色の入力端子)
Text+をMergeのマスクとして利用することで、ヒョウ柄画像が文字の形に切り抜かれます。
Text+のおすすめ設定
Text+では文字の形を調整します。ヒョウ柄が見やすい太めのフォントを選ぶことがポイントです。
おすすめ設定例。
| 項目 | 設定例 |
|---|---|
| フォント | Arial Black、Impactなど太字系 |
| サイズ | 0.15〜0.25程度 |
| 文字間隔 | 0〜5 |
| 配置 | 中央揃え |
細いフォントの場合、ヒョウ柄の黒い斑点部分が少なくなり、柄が分かりにくくなるため太い文字がおすすめです。
ヒョウ柄画像の調整方法
ヒョウ柄素材をそのまま使用すると、模様の位置によっては文字の中で柄が偏ることがあります。その場合はTransformノードを追加して調整します。
おすすめ設定例。
| 項目 | 設定例 |
|---|---|
| Zoom | 0.8〜1.5 |
| Position X | 0〜0.1 |
| Position Y | 0〜0.1 |
| Rotation | 0〜15度 |
柄を少し拡大すると、文字の中でもヒョウ柄らしい模様が見えやすくなります。
さらにリアルなヒョウ柄に見せる加工
単純に柄を入れるだけでも完成しますが、少し加工を加えると本物の動物柄のような質感になります。
例えば、Color Correctorを追加して黄色やオレンジの色味を調整すると、自然な毛皮のような雰囲気になります。
おすすめ設定例。
| 項目 | 設定例 |
|---|---|
| Temperature | 少し暖色側へ調整 |
| Saturation | 50〜70程度 |
| Contrast | 1.1〜1.3程度 |
また、文字に薄い影を追加すると背景から浮き出たような立体感を出せます。
初心者でも簡単に作る別方法
Fusionのノード操作が難しい場合は、EditページのText+に直接ヒョウ柄画像を重ねる方法もあります。
ただし、この方法は細かい調整が難しく、文字の形に正確に柄を入れたい場合はFusionを使う方法がおすすめです。
一度Fusionでテンプレートを作成して保存しておけば、次回以降は文字を変更するだけで同じデザインを利用できます。
まとめ
DaVinci Resolveでヒョウ柄テキストを作るには、Fusionページでヒョウ柄画像とText+を組み合わせ、文字をマスクとして利用する方法が最も自由度の高い作り方です。
太めのフォントを選び、ヒョウ柄素材の大きさや色味を調整することで、動画タイトルやロゴにも使える本格的なデザインになります。
最初は設定項目が多く感じますが、一度テンプレート化してしまえば短時間で同じようなヒョウ柄テキストを作成できるようになります。

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