IPアドレスとサブネットに関する問題でよく出てくる「172.14.15.89/23」という表記は、ネットワーク設計や試験問題でも頻出のテーマです。本記事では、このCIDR表記からネットワークアドレス、利用可能なIP数、アドレス範囲の求め方を順を追って整理します。
/23の意味とサブネットマスク
「/23」は、IPアドレスのうち先頭23ビットがネットワーク部であることを示します。
IPv4は32ビットなので、残り9ビットがホスト部になります。
サブネットマスクに変換すると「255.255.254.0」です。
ネットワークアドレスの求め方
ネットワークアドレスはIPアドレスとサブネットマスクのAND演算で求めます。
172.14.15.89と255.255.254.0を計算すると、第三オクテットの「15」はブロック境界の影響を受けます。
/23では2つのクラスC範囲(172.14.14.0〜172.14.15.255)が1つのネットワークになります。
したがってネットワークアドレスは「172.14.14.0」です。
利用可能なIPアドレス数
ホスト部は9ビットなので、理論上は2の9乗=512個のアドレスがあります。
ただしネットワークアドレスとブロードキャストアドレスは使用できません。
そのため利用可能なホスト数は510個となります。
IPアドレス範囲の求め方
/23の範囲は連続した2つの/24ネットワークを含みます。
今回の場合は172.14.14.0〜172.14.15.255が対象範囲です。
利用可能範囲はその中からネットワークアドレスとブロードキャストアドレスを除いた172.14.14.1〜172.14.15.254です。
具体例でのイメージ
/23は「2つのCクラスをまとめたネットワーク」と考えると理解しやすいです。
例えば社内ネットワークで端末数が多い場合に、/24では足りないため/23が使われます。
この構造を理解すると、他のCIDR計算にも応用できます。
まとめ
172.14.15.89/23のネットワークアドレスは172.14.14.0です。
利用可能なIP数は510個で、範囲は172.14.14.1〜172.14.15.254となります。
/23の意味をビット単位で理解することで、ネットワーク設計や試験問題にも対応しやすくなります。


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