自作PCを譲り受けてゲームを楽しもうとした際に、モンスターハンターワイルズなどの高負荷なゲームで突然落ちたり、ブルースクリーンになったり、強制再起動が発生すると不安になります。しかし、症状だけでCPUやマザーボードの寿命と判断するのは早く、原因は電源・メモリ・グラフィックボード・冷却不足・ドライバーなど多岐にわたります。
この記事では、ゲーム中にPCが不安定になる場合に確認すべきポイントや、パーツ交換を検討する前に行うべき診断方法について詳しく解説します。
ゲーム中にブルースクリーンや再起動が起こる主な原因
ゲームはCPUやGPUに大きな負荷をかけるため、普段のネット閲覧や動画視聴では発生しないPCの問題が表面化することがあります。
特に自作PCでは、パーツ同士の相性や長期間使用による劣化、設定ミスなどが原因で、高負荷時だけ不安定になるケースがあります。
例えば、ゲーム開始直後は正常でも、数十分プレイした後に突然落ちる場合は、温度上昇や電源供給の問題が疑われます。
CPUやマザーボード交換を考える前に確認したいこと
ブルースクリーンが発生するとCPUやマザーボードを疑いたくなりますが、実際にはCPU自体が原因で故障するケースは比較的少ないです。
まず確認したいのは、エラーコードやログ情報です。ブルースクリーンには「WHEA_UNCORRECTABLE_ERROR」「MEMORY_MANAGEMENT」「VIDEO_TDR_FAILURE」など、原因を推測する手掛かりとなる表示があります。
また、Windowsの「イベントビューアー」や「信頼性モニター」を確認すると、クラッシュ直前に発生したエラーを確認できます。
ゲーム中のトラブルで特に多い電源ユニットの問題
高性能なグラフィックボードを搭載しているPCでは、電源ユニットの容量不足や劣化が原因で突然再起動することがあります。
ゲーム中はGPUが最大消費電力に近い状態になるため、電源が安定して電力を供給できない場合、PC保護機能によって強制的に再起動することがあります。
例えば、古い自作PCで高性能なグラフィックボードだけ交換されている場合、以前の電源では負荷に耐えられない可能性があります。電源ユニットのメーカー、容量、使用年数を確認することが重要です。
メモリやメモリ設定が原因の場合も多い
ゲーム中のクラッシュ原因として、メモリの不具合も非常に多くあります。メモリ自体の故障だけでなく、XMPやEXPOなどの高速設定が不安定になる場合もあります。
確認方法としては、Windowsメモリ診断やMemTest86などのツールを使用してエラーがないか確認できます。
例えば、複数枚のメモリを搭載している場合は、一度1枚だけで起動してゲームを試すことで、特定のメモリやスロットの問題を切り分けできます。
グラフィックボードの確認も重要
モンスターハンターシリーズのような負荷の高いゲームでは、GPUへの負荷が大きくなるため、グラフィックボード関連の問題も確認が必要です。
グラフィックドライバーが古い場合や破損している場合、ゲーム中に画面が停止したりブルースクリーンになることがあります。
一度GPUドライバーを完全に削除してから最新版を入れ直すことで改善するケースもあります。また、GPU温度が異常に高くなっていないかも確認しましょう。
冷却不足による性能低下や強制終了
自作PCでは冷却状態の確認も重要です。CPUクーラーやケース内部にホコリが溜まっていると、負荷時に温度が急上昇します。
CPUやGPUには安全機能がありますが、温度が限界に達すると動作停止や再起動につながる場合があります。
例えば、ゲーム中だけ落ちるPCで、ケースを開けて内部温度を下げると安定する場合は、冷却性能に問題がある可能性があります。
古いPCでもゲームができるか判断するポイント
自作PCの性能が古いかどうかは、CPUやマザーボードだけでは判断できません。ゲームではCPU・GPU・メモリ・ストレージ・電源のバランスが重要です。
特に最新ゲームでは、必要スペックを満たしているかだけでなく、長時間安定して動作できる構成かどうかも重要になります。
例えば、数世代前のCPUでも十分な性能を持つ場合がありますが、古い電源や冷却不足が原因でゲームだけ不安定になることがあります。
パーツ交換をするなら優先順位を考える
原因を特定せずにCPUやマザーボードを交換すると、費用をかけても症状が改善しない可能性があります。
一般的には以下の順番で確認すると効率的です。
- 温度確認とPC内部の清掃
- グラフィックドライバーの更新
- メモリテスト
- 電源ユニットの確認
- ストレージやWindowsの状態確認
- 最後にCPUやマザーボードの交換検討
原因が電源やメモリの場合、CPUやマザーボードを交換しても問題は解決しません。そのため、まずは故障箇所の切り分けを行うことが大切です。
まとめ
自作PCでゲーム中にブルースクリーンや強制再起動が発生しても、すぐにCPUやマザーボードが原因とは限りません。
電源ユニット、メモリ、グラフィックボード、ドライバー、冷却性能などを順番に確認することで、原因を特定できる可能性があります。
特に高負荷なゲームでは、普段は問題なく動いているPCの弱点が表面化します。パーツ交換を急ぐ前に、エラー内容や温度、電源状態を確認してから必要な部分だけ交換することが、費用を抑えながら安定したPC環境を作る方法です。


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