FreeCADで上下二つのボディに同時に円柱形状で穴を開ける場合、Partワークベンチのブーリアン演算を活用することが可能です。この記事では、複数ボディへの穴あけと後工程のアセンブリ運用で注意すべきポイントを解説します。
ブーリアン演算での同時切り抜き
まず、くり抜きたい円柱をPartで作成します。円柱は二つのボディを貫通する高さに設定しておくと便利です。
次に、上下ボディの一方を選択して「Part」→「切り取り(Cut)」を実行し、円柱を引数として指定します。FreeCADでは基本的に一度に一つのソリッドに対して演算を行いますので、二つ目のボディも同様に別途Cutを実行する必要があります。
複数ボディをまとめて操作する方法
より効率的に処理したい場合は、上下ボディをPartまたはCompoundで一つにまとめ、円柱でCutを行う方法があります。これにより、単一の演算で複数のボディに同時に穴を作ることが可能です。
ただし、この方法で作成したCompoundは後で個々のボディをアセンブリに配置する際に注意が必要です。
アセンブリ運用を考慮した設計
裏面にヒンジがあり、アセンブリで固定ジョイントを使用する場合、個々のボディをCompound化せずに個別に操作した方がアセンブリへの展開は容易です。
その場合、円柱Cutを各ボディに対して順番に実施し、各ボディを独立したソリッドとして管理します。これにより、固定ジョイントやヒンジなどの位置決めがシンプルになります。
操作手順のまとめ
- 上下ボディを作成する
- Partワークベンチで円柱を作成し、貫通高さを設定
- 各ボディに対してCutを順番に実行
- 必要に応じてCompound化は後でアセンブリ展開時に考慮
- ヒンジやジョイント用の参照面は独立ボディに保持
まとめ
FreeCADで二つのボディを同時に円柱でくり抜く場合は、基本的には各ボディに個別にブーリアン演算を行うか、Compound化してまとめてCutする方法があります。アセンブリ運用やヒンジ配置を考える場合は、独立ボディとして管理した方が柔軟性が高くなります。これにより、円柱での穴あけと後工程のアセンブリ作業がスムーズに進められます。


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