ノートパソコンに外部ディスプレイを接続しようとした際に「お使いのPCで外部ディスプレイを使うことはできません。ドライバーを再インストールするか、別のビデオカードを使ってください。」という表示が出ることがあります。
このエラーは、必ずしもパソコンが外部モニターに対応していないという意味ではありません。グラフィックドライバーの不具合、接続方法の問題、Windowsの表示設定などが原因で発生することがあります。この記事では、HP ENVY x360シリーズなどのWindows 10ノートパソコンで外部ディスプレイを利用するための確認方法を解説します。
外部ディスプレイが使えない主な原因
ノートパソコンで外部モニターが認識されない原因はいくつかあります。特に多いのが、グラフィックドライバーが正常に動作していないケースです。
Windowsでは、画面表示を管理するためにディスプレイドライバーが必要です。このドライバーが古い、破損している、またはWindows Update後に正常動作しなくなった場合、外部ディスプレイへの出力ができなくなることがあります。
また、USB Type-CやHDMIなどの接続端子が外部映像出力に対応しているかどうかも重要です。見た目が同じ端子でも、充電やデータ通信のみ対応で映像出力に対応していない場合があります。
HP ENVY x360で確認したい接続方法
HP ENVY x360シリーズでは、モデルによって搭載されている端子や対応機能が異なります。外部ディスプレイを接続する場合は、まずパソコン側の端子仕様を確認することが大切です。
例えばHDMI端子が搭載されているモデルであれば、HDMIケーブルでモニターへ接続できます。一方、USB Type-Cを利用する場合は、その端子がDisplayPort Alt Modeなどの映像出力機能に対応している必要があります。
変換アダプターを使用している場合は、アダプター自体が映像出力に対応しているかも確認しましょう。安価なUSB変換アダプターの中には、映像信号を送れないものもあります。
グラフィックドライバーを再インストールする方法
エラー表示にある通り、ディスプレイドライバーの再インストールで改善するケースがあります。
まずWindowsのスタートボタンを右クリックし、「デバイスマネージャー」を開きます。その中の「ディスプレイアダプター」を展開し、表示されているグラフィックデバイスを確認します。
AMD Radeon Graphicsなどの項目を右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。自動検索で最新版が見つからない場合は、HP公式サイトから機種に対応したドライバーを入手してインストールする方法があります。
ドライバーを削除してから再インストールする場合は、「デバイスのアンインストール」を選択し、再起動後にWindowsやメーカー提供のドライバーを適用します。
Windows 10の表示設定を確認する
ドライバーが正常でも、Windowsの表示設定によって外部ディスプレイが表示されない場合があります。
キーボードの「Windowsキー+P」を押すと、表示モードを選択できます。「複製」「拡張」「セカンドスクリーンのみ」などから用途に合わせて選択してください。
また、「設定」から「システム」→「ディスプレイ」を開き、「検出」ボタンを押して外部モニターを検索する方法もあります。
外部ディスプレイやケーブル側の確認ポイント
パソコン側に問題がない場合でも、モニターやケーブルが原因で接続できないことがあります。
例えばHDMIケーブルが故障している、モニター側の入力切替が間違っている、対応していない解像度やリフレッシュレートになっているなどの原因があります。
別のHDMIケーブルや別のモニターで試すことで、原因がパソコン側なのか周辺機器側なのか切り分けできます。
BIOSやWindows Update後に発生した場合の対処
Windows UpdateやBIOS更新後に突然外部ディスプレイが使えなくなることもあります。
この場合は、更新されたドライバーとの相性問題が発生している可能性があります。HP公式サポートページで最新のグラフィックドライバーやチップセットドライバーを確認すると改善する場合があります。
逆に更新直後から問題が発生した場合は、以前のドライバーへ戻すことで解決するケースもあります。
まとめ
HP ENVY x360で外部ディスプレイが利用できない場合、パソコン自体が対応していないと決めつける前に、ドライバー、接続端子、Windows設定を順番に確認することが重要です。
特に「ドライバーを再インストールするか、別のビデオカードを使ってください」という表示は、グラフィック関連の問題を示していることが多いため、ディスプレイドライバーの更新や再インストールが有効です。
ケーブルや変換アダプター、モニター側の設定も含めて一つずつ確認することで、多くの場合は外部ディスプレイを再び利用できるようになります。

コメント