Live2Dモデルを作成してnizima LIVEに読み込んだ際に、髪や衣装などの物理演算が思うように動かないケースは珍しくありません。「少しだけ揺れるがほぼ動かない」「特定のパーツだけ動かない」といった現象は、設定や構造のどこかに原因があることが多いです。本記事では、物理演算が正常に動作しないときの主な原因と対処方法を整理します。
物理演算が効かないときに最初に確認すべきポイント
まず確認すべきは、Live2D Cubism側で物理演算が正しく設定・出力されているかどうかです。
特に「Physics設定が未作成」「出力設定で物理演算が含まれていない」ケースは非常に多いです。
モデルを再書き出しする前に、Physicsタブで揺れ設定が存在しているか確認することが重要です。
パラメータの関連付けミス
物理演算は入力(例:頭の回転)と出力(例:髪の揺れ)が正しく接続されて初めて動作します。
例えば「Hair」と「ParamAngleX」などの紐づけがされていないと、見た目上は設定があっても動きません。
また、入力値の振れ幅が極端に小さい場合も揺れがほとんど見えない原因になります。
nizima LIVE側の設定による影響
Live2D側で正しく設定されていても、nizima LIVE側の物理演算設定がオフになっている場合があります。
アプリ内の設定で「物理演算の有効化」や「揺れの強さ」が最小になっていないか確認が必要です。
また、読み込み直後に設定がリセットされるケースもあるため、再確認が重要です。
デフォーマ構造の問題
髪や衣装が正しく揺れない場合、デフォーマの階層構造が原因のこともあります。
特に「メッシュは動いているが親デフォーマが固定されている」場合、見た目上ほぼ動きません。
正しい構造は「親(頭)→物理演算→髪パーツ」という階層になっている必要があります。
出力設定・書き出しミス
Live2Dモデルを書き出す際に、Physics設定を含めずにエクスポートしているケースもあります。
モデルデータ(.moc3)だけでなく、physics3.jsonが正しく生成されているか確認が必要です。
ファイル不足や古いデータ参照があると、揺れが極端に弱くなることがあります。
まとめ
Live2Dの物理演算が動かない原因は、設定ミス・パラメータの未接続・デフォーマ構造・書き出し漏れなど複数に分かれます。
特に初心者の場合は「設定しているつもりでも出力されていない」ケースが最も多いポイントです。
一つずつ構造と設定を確認することで、多くの問題は解消できるため、段階的なチェックが重要になります。


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