Windowsの起動画面の日付・時刻が違う場合の原因と解決方法

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Windowsの起動画面(パスコードを入力する前)で表示される日付や時刻が、実際の現在の日付・時刻と異なる場合、何らかの原因が考えられます。ログイン後に正しい時刻が表示される場合でも、最初に表示される時刻の違いに不安を感じる方も多いでしょう。この記事では、この現象の原因と解決方法について解説します。

起動画面の日付・時刻が合わない原因

Windowsの起動画面で表示される時刻が現在の時刻と異なる原因は、主に以下の2つです。

  • バッテリー駆動のCMOS時計の不具合:PCの内部には、CMOSバッテリーという小さなバッテリーがあり、これが日付や時刻の管理を行っています。このバッテリーが劣化すると、PCを再起動するたびに時刻がリセットされることがあります。
  • インターネット接続の遅れ:Windowsはインターネットに接続している場合、オンラインの時刻サーバーから正しい時刻を同期します。しかし、インターネット接続が遅れている場合、起動時に時刻の同期ができないことがあります。

CMOSバッテリーの交換方法

CMOSバッテリーが原因で時刻が異なる場合、バッテリーの交換が必要です。交換方法は次の通りです。

  1. PCをシャットダウンし、電源を切ります。
  2. PCケースを開け、CMOSバッテリー(通常はマザーボード上にあります)を探します。
  3. バッテリーを取り外し、新しいバッテリー(通常はCR2032というボタン電池)を取り付けます。
  4. PCを再起動し、BIOS設定で日付と時刻を確認します。

バッテリー交換後も、起動時の時刻が同期しない場合は、他の原因を探る必要があります。

インターネット接続と時刻同期の確認方法

インターネット接続が原因で時刻がずれる場合、Windowsの時刻同期機能を確認することで問題を解決できます。方法は以下の通りです。

  1. タスクバーの日付と時刻を右クリックし、「日付と時刻の設定」を選びます。
  2. 「日付と時刻」の設定画面で、「インターネット時刻」を選択します。
  3. 「設定の変更」ボタンをクリックし、「インターネット時刻サーバーと同期する」を確認します。
  4. 時刻サーバーとして「time.windows.com」を選択し、「今すぐ同期」をクリックします。

これでインターネット時刻と同期し、正しい時刻が表示されるはずです。接続の問題があれば、ネットワーク接続の確認を行いましょう。

まとめ

Windowsの起動画面で日付や時刻が合わない場合は、CMOSバッテリーの不具合かインターネット接続の遅延が原因であることが多いです。バッテリー交換や時刻同期設定を確認することで、問題は解決できる場合がほとんどです。適切に対処すれば、起動時の時刻が正常に表示されるようになります。

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