IllustratorでJPG、PNG、AIデータのメタ情報を削除する方法

Illustrator

Illustratorを使用してデザインした画像をJPGやPNG形式で書き出す際、またはAIファイルに含まれるメタ情報(Exif情報やRawデータなど)を削除したいとき、どうすれば良いのか迷うことがあります。ここでは、メタ情報を削除する方法について、JPG、PNG、そしてAIデータそれぞれに対応した手順を解説します。

1. IllustratorでJPGやPNGを書き出す際にメタ情報を削除する方法

IllustratorでJPGやPNGファイルを保存する際、デフォルトでは画像にメタ情報(Exif情報)が含まれることがあります。これを削除する方法は、画像を書き出す前に「書き出し」ダイアログボックスで設定を調整することです。

具体的には、画像を書き出す際に「ファイル」>「書き出し」>「書き出し形式」を選び、保存先を指定した後、JPGやPNGを選択します。すると、書き出しオプションが表示されますが、その中で「メタデータを削除」や「最適化」などのオプションを選択することが可能です。これにより、Exifデータを含め、画像に不要なメタ情報が保存されることを防げます。

2. IllustratorのAIデータでメタ情報を削除する方法

Illustratorで作成したAIデータには、ファイル情報や作成者、使用したプラグインなどのメタデータが含まれていることがあります。これらの情報を削除する方法は、「ファイル」>「ファイル情報」を開き、必要ない項目を削除することです。

「ファイル情報」ダイアログでは、ドキュメントタイトルや作成者名、キーワードなどの情報を変更したり、削除したりすることができますが、Rawデータや他の隠れたメタ情報を完全に削除するオプションはありません。そのため、AIファイル自体に埋め込まれている他のメタデータ(例えば、レイヤー情報など)を削除するには、サードパーティのツールやスクリプトを使用する必要があります。

3. メタ情報削除の注意点

メタ情報を削除することは、プライバシー保護やファイルの軽量化に役立ちますが、削除後に元のデータを復元することができないため、十分に注意が必要です。特にAIデータにおいては、ファイルの作成履歴や他の重要なメタ情報を削除することになるため、必要な情報をバックアップしてから削除を行うことをお勧めします。

4. まとめ

IllustratorでJPG、PNG、AIデータを扱う際にメタ情報を削除する方法は、それぞれに適した手順を踏むことが重要です。JPGやPNGファイルでは書き出し時にオプションを選択し、AIファイルでは「ファイル情報」から削除できる項目を調整します。サードパーティツールを使えば、さらに詳細なメタ情報削除も可能ですが、その場合は慎重に操作を行いましょう。

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