Stable Diffusion Illustrious-XLで目を大きくする方法と最適なプロンプトの設定

画像処理、制作

Stable Diffusion Illustrious-XLを使用しているが、生成されるキャラクターの目が小さいと感じている方へ。目を大きくするためのプロンプトの調整方法や、効果的なポジティブプロンプト、ネガティブプロンプトの設定方法を解説します。

1. Stable Diffusion Illustrious-XLで目を大きくする方法

目を大きくするためには、プロンプトの設定を調整することが重要です。まず、「detailed eyes」や「large eyes」など、目の詳細を強調する言葉をポジティブプロンプトに追加することで目の大きさを調整できます。

また、ネガティブプロンプトでは「small eyes」や「narrow eyes」といったフレーズを避けるように設定することで、目が小さくなるのを防ぎます。

2. ポジティブプロンプトの設定例

目を強調するために使用できるポジティブプロンプトの一例として、以下のような設定があります。

  • (best quality:2), 8k resolution, highly detailed eyes, anime, large expressive eyes, vibrant colors, sharp focus
  • dynamic composition, soft shadows, stunning, realistic skin texture, perfect anatomy, natural expression
  • majestic, highly expressive, hyperdetailed background, clean lines, vibrant

これらのプロンプトを使用することで、目のディテールが強調され、目が大きく、表情が豊かになります。

3. ネガティブプロンプトの設定例

目が小さくなるのを防ぐために、ネガティブプロンプトに以下のようなフレーズを追加することが有効です。

  • (((small eyes, narrow eyes, slit eyes, tiny eyes, realistic eyes))))
  • (((monochrome)), ((grayscale)), low res, bad quality, low contrast, extra fingers, extra legs)
  • (((extra hands)), distorted features, unrealistic proportions)

これにより、目が小さくなったり、意図しない変形を防ぐことができます。

4. 最適な設定とサンプリングメソッド

目を大きくするための設定として、Euler aなどのサンプリングメソッドが推奨されます。サンプリングメソッドの選択は生成される画像のクオリティに影響を与えるため、最適なメソッドを選んでください。

また、スケジュールタイプはAutomaticを選び、ステップ数を30程度に設定することをお勧めします。これにより、生成される画像の精度が高まります。

5. まとめ

Stable Diffusion Illustrious-XLを使用して目を大きくするためには、ポジティブプロンプトとネガティブプロンプトの適切な設定が重要です。目を強調するプロンプトを使い、目が小さくならないようにネガティブプロンプトを設定することで、より理想的なキャラクター画像を生成できます。

サンプリングメソッドやステップ数など、その他の設定を調整することで、より細部まで表現された目の大きなキャラクターを作成することが可能です。

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