After Effects CC Particle Worldで個別の星の動きを作る方法

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After EffectsのCC Particle Worldエフェクトを使って、星が個別にゆらゆら動くようなアニメーションを作成したいと考えている方に向けた記事です。この質問では、パーティクル一つ一つにwiggleエフェクトを適用したいという内容です。ここではその方法と代替案を紹介します。

1. CC Particle Worldで個別にwiggleを適用する方法

CC Particle Worldでは、パーティクルに対して一括で動きを加えることはできますが、個別のパーティクルに異なる動きをつけることは直接的にはできません。しかし、パーティクルを個別に動かすための方法として、以下のアプローチがあります。

まず、パーティクルの位置(Position)に「Wiggle」エクスプレッションを使う方法です。これを使うことで、個別のパーティクルがランダムに動くような効果を出すことができます。

2. エクスプレッションで「Wiggle」効果を使用する

エクスプレッションで「wiggle」を適用する方法は、以下の手順で行います。

  1. パーティクルシステムのPositionプロパティを選択します。
  2. Altキーを押しながら、Positionのストップウォッチアイコンをクリックします。
  3. エクスプレッションボックスに「wiggle(5, 50)」と入力します。これでパーティクルがランダムに動くようになります。

ここで「wiggle(5, 50)」は、5回/秒で、最大50ピクセルのランダムな動きを加えるという意味です。数字を変更することで、動きの頻度や大きさを調整できます。

3. 別の方法:Particle World内での個別制御

個別のパーティクルに異なる動きを加えたい場合、CC Particle Worldエフェクト内の「Physics」セクションで動きのパラメータを調整することができます。ただし、これだけでは完全に個別のパーティクルにランダムな動きをつけることは難しいです。

代替案として、パーティクルを複数のレイヤーに分け、各レイヤーごとに異なるwiggleエクスプレッションを適用する方法があります。これにより、各レイヤー内のパーティクルに異なる動きを加えることができます。

4. まとめ:個別の星の動きを作る方法

CC Particle Worldでは、パーティクル一つ一つに個別の動きをつけることが難しいですが、エクスプレッションやレイヤーの分け方を工夫することで、希望する動きに近づけることができます。

個別のwiggleを使ったアニメーションは、少し工夫が必要ですが、効果的に使うことでリアルな動きが加えられます。まずはエクスプレッションの使い方に慣れて、必要に応じてレイヤーを分けてみましょう。

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