Windows 11でファイルのフルパスを取得する方法

Windows 全般

Windows 11にアップグレード後、ファイルやフォルダのフルパスを取得する際に、従来の方法では一部情報が表示されない問題が発生しています。特に、ネットワークドライブのパスがフルパスで表示されないケースがあり、困っている方も多いでしょう。この記事では、Windows 10からWindows 11におけるパス取得方法の違いと、その解決策について解説します。

Windows 11でのパス取得の問題

Windows 10では、ファイルの右クリックメニューから「パスをコピー」することで、ネットワークドライブのUNCパス(例:\s880912\××××)も取得できていました。しかし、Windows 11では、右クリックメニューでコピーできるのはローカルドライブのパス(例:D:\aaa\bbb\ccc)だけとなり、ネットワークパスが表示されないことがあります。

ネットワークパスを表示させる方法

ネットワークドライブのパスを正しく取得するための方法としては、以下の方法があります。

  • ファイルエクスプローラーのパスバーを使用: ファイルを選択した状態で、エクスプローラーの上部に表示されるパスバーを確認します。ネットワークドライブが表示されている場合は、そこから直接パスをコピーできます。
  • コマンドプロンプトを使用: コマンドプロンプトで「dir」コマンドを使い、ネットワークパスを表示することができます。
  • ネットワークドライブの再接続: 一度ネットワークドライブを再接続し、パスが正しく表示されるか確認します。

フリーソフトを使った方法

以前のように右クリックメニューで簡単にパスを取得するために、フリーソフトを活用する方法もあります。いくつかのサードパーティ製ソフトは、ネットワークドライブや特殊なパスを含むフルパスを取得できる機能を提供しています。

おすすめのツール: Path Copy Copyなどのツールは、カスタマイズ可能な右クリックメニューを提供し、フルパスを簡単にコピーすることができます。

まとめ

Windows 11では、Windows 10と比べてファイルやフォルダのフルパスを取得する方法が少し変更されました。しかし、ネットワークドライブのパスを取得するためのいくつかの方法とツールを使用することで、問題を解決することができます。ファイルエクスプローラーのパスバーを活用するか、サードパーティ製のツールを使って、より便利にパスをコピーできるようにしましょう。

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