iCalendar(.ics)ファイルを使用して予定を管理する際、Googleカレンダーなどで「終日予定」ではないはずのイベントが、なぜか24時間の終日予定として表示されてしまうことがあります。この記事では、iCalendarファイルで「24時間イベント」がどのように扱われ、Googleカレンダーでどのように表示されるかを解説します。
iCalendarファイルの基本構造
iCalendarファイル(.ics)は、予定の詳細を記述するための標準的な形式で、イベントの日付や時間、繰り返しの設定などが記録されています。例えば、以下のようなコードが含まれることがあります。
BEGIN:VEVENT
DTSTART:20260105T210000Z
DTEND:20260106T210000Z
SUMMARY:24時間企画
END:VEVENT
このコードでは、イベントの開始時間(DTSTART)と終了時間(DTEND)が設定されています。このイベントは24時間にわたって行われると解釈されますが、Googleカレンダーでは「終日予定」として表示されることがあります。
Googleカレンダーでの表示について
Googleカレンダーは、iCalendarファイルを読み込んだ際、イベントの時間設定を解釈する際に、日付や時間帯に関するルールを適用します。通常、時間帯(UTCなど)に基づいてイベントを解釈しますが、Googleカレンダーでは、「終日イベント」を設定するために、開始日と終了日の間の時間差が24時間以上の場合、イベントが自動的に「終日」として表示されることがあります。
したがって、上記のようなイベント(開始時間が2026年1月5日21:00 UTC、終了時間が2026年1月6日21:00 UTC)の場合、Googleカレンダーはそのイベントを「24時間イベント」として扱い、終日予定として表示します。
24時間イベントの特例解釈について
「24時間イベント」という概念は、厳密には「終日イベント」と同じものとして扱われることが多いです。iCalendarファイル内で24時間の開始と終了時刻が設定されている場合、そのイベントは時間のずれやタイムゾーンの問題を避けるために「終日」として解釈されることがあります。
また、Googleカレンダーは、iCalendarファイルの`TRANSP`タグを参照して、イベントが「透明」か「不透明」かを決定します。もし`TRANSP:OPAQUE`が設定されている場合、このイベントは他の予定に重ならないように扱われ、通常のイベントとして表示されます。
iCalendarイベントをGoogleカレンダーで正しく表示する方法
もし、24時間以上のイベントを「終日予定」としてではなく、時間指定のイベントとして表示したい場合、iCalendarファイルの時間設定を変更することができます。具体的には、開始と終了時間に正確な時間帯(例:`DTSTART:20260105T210000Z`)を指定し、`TRANSP:TRANSPARENT`を使用して、Googleカレンダーで「終日予定」ではなく通常の時間指定イベントとして表示させることができます。
まとめ
iCalendarファイルの設定がGoogleカレンダーでどのように解釈されるかを理解することは、予定を正確に管理する上で非常に重要です。特に「24時間イベント」の扱いについては、Googleカレンダーの解釈によって「終日予定」として表示されることがあります。これを防ぐためには、時間設定や`TRANSP`タグの適切な使用が必要です。


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