平成30年2級マシニングセンタ計画立案作業試験の問題8では、G84タップ固定サイクルのプログラムにおける間違いを見つけることが求められます。正しいプログラムを書き、工程通りに加工するためには細かいポイントを確認する必要があります。
1. G84タップサイクルの構文確認
G84コマンドは右ねじれタップ用の固定サイクルで、主に以下の順序で指定します。
- X, Y座標
- Z深さ
- Rリトラクト位置
- F送り速度
今回のブロック。
N043 G98 G84 X0 Y12.5 Z-15.0 R2.0 F400.0 ; タップの最初の工程
基本的な構文自体は正しいですが、いくつか見落としやすい点があります。
2. 原点と深さの整合性
図面指定はZ0原点で深さ15ですので、プログラムのZ-15.0は正しいですが、ワーク座標系の設定やR位置が適切かも確認が必要です。R2.0は安全リトラクト位置ですが、加工面からの高さとして図面の実寸と合っているか要チェックです。
3. P値(ピッチ)とタップ指定
M8 P1.25タップを指定していますが、G84サイクルで使用する場合は、タップサイズと送りF値の関係を確認します。F値はP値に基づき自動計算される場合があります。F400.0は単位が正しいか、過大ではないか確認してください。
4. その他注意点
- G98を使用しているため、リトラクトはRポイントまで上がります。間違えてG99を使うと、Z0まで戻らずに深さが誤る場合があります。
- コメントに誤解を招く表現があると、試験採点時に減点される可能性があります。
まとめ
間違い探しのポイントは主に以下です:プログラムファイル内のG84構文、Z深さ、Rリトラクト高さ、F送り速度、G98/G99の指定、そしてタップサイズとピッチの整合性です。図面条件に合わせて全てのパラメータをチェックすることが重要です。


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