Excelで同じ番号が連続して出現する場合、重複行を自動でまとめたいと考えることは多いでしょう。本記事では、Microsoft 365およびOffice 2016で利用可能な方法を紹介し、効率的にデータを整理する手順を解説します。
連続する重複番号を一行にまとめるとは
例えば、以下のように同じ番号が複数行にわたって現れる場合、重複した行を非表示または削除し、最初の行のみ残す方法です。
改善前:
1693
1500 ①
1500 ⭐︎
1500 ⭐︎
1606 1500 ②
1623
1500 ②
1452
1745
改善後:
1693
1500 ①
1606
1623
1500 ②
1452
1745
方法1: 条件付き書式とフィルターを使う
まずは条件付き書式で連続した重複セルをハイライトし、フィルターで不要な行を非表示にする方法です。
手順:
- 対象列を選択し、[ホーム] → [条件付き書式] → [新しいルール] → [数式を使用して、書式設定するセルを決定]を選択
- =A2=A1 という数式を入力し、書式で背景色を設定
- 条件付き書式で色付けされた行をフィルターで非表示にする
この方法では、視覚的に連続する重複を確認でき、手動で整理する際に便利です。
方法2: Excelの関数で自動判定
IF関数やCOUNTIF関数を使って、同じ番号が前行と同じかどうかを判定し、一行にまとめる方法です。
例:
=IF(A2=A1,””,A2)
この式を対象列にコピーすると、連続する同じ番号は空白として表示され、必要に応じてフィルターで非表示にできます。
方法3: Power Queryを活用する
より大規模なデータの場合は、ExcelのPower Query機能を使うと自動化が簡単です。
手順:
- [データ] → [テーブルまたは範囲から] を選択してPower Queryエディターを開く
- 列を選択し、[ホーム] → [重複の削除] → [連続する重複の削除]を実行
- 結果をExcelシートに読み込む
これにより、元データを保持しつつ、連続する同じ番号だけを一行にまとめられます。
Office 2016での対応方法
Office 2016でもIF関数や条件付き書式を用いた方法は同様に利用可能です。ただし、Power Queryのバージョンによってはメニュー項目が異なる場合があります。
その場合は、[データ] → [取得と変換] → [テーブル/範囲から] を利用すると、同様の操作が可能です。
まとめ
Excelで同列の連続する重複番号を一行にまとめる方法は、条件付き書式とフィルター、関数による判定、Power Queryの利用と、用途やバージョンに応じて複数あります。
小規模なデータなら関数や条件付き書式で十分ですが、大量のデータを扱う場合はPower Queryを活用すると効率的です。


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