新しくWindows 11搭載のPCを購入したものの、古いPCからソフトウェアやデータを移行したいという方へ。特に、Windows 7からWindows 11へのデータ移行の方法について、よくある質問とその解決策をご紹介します。
Windows 10へのアップグレードは必須か?
Windows 7から直接Windows 11へ移行することは通常できません。Microsoftは、Windows 10がWindows 7とWindows 8.1のサポート終了後に提供され、Windows 10を経由してWindows 11へアップグレードすることを推奨しています。ですが、必ずしもWindows 10にアップグレードする必要はありません。データの移行やソフトウェアのインストールはWindows 11でも可能です。
Windows 7から直接Windows 11へデータ移行するには、まずバックアップを取っておき、その後、Windows 11にインストールし直す方法を選ぶのが最適です。
古いPCからのデータ移行方法
データ移行には外付けHDDがあると便利です。すでにバックアップを取っているとのことですが、最も簡単な方法は、外付けHDDに保存したファイルを新しいPCに接続し、そのままコピーすることです。
移行したいデータとしては、.txtや画像ファイル(.jpg、.png)、音楽データ(.mp3、.mp4)、そしてイラストソフトのデータ(.sai)が含まれています。これらのファイルは、Windows 11でも問題なく動作するので、問題なく移行できます。
ソフトウェアの移行
特に注意が必要なのは、古いPCにインストールされているソフトウェアの移行です。多くのソフトウェアは、新しいPCにインストールし直す必要があります。また、特にバージョンが古いソフトウェアがWindows 11で正しく動作するか不安がある場合、ソフトウェアのアップデートや互換モードでの動作確認が必要です。
イラストソフト(.sai)など、特定のデータをそのまま新しいPCに移す場合は、インストールディレクトリや設定ファイルを正しくバックアップして、新しいPCに移行してください。
エラーメッセージの解決方法
「Windows10Upgrade9252.exe をインストールしましたが有効なwin32アプリケーションではありません」というエラーメッセージが出る場合、Windows 10のインストールに失敗している可能性があります。この場合、インストールファイルが破損しているか、PCのアーキテクチャ(64ビットと32ビット)が合っていない可能性があります。インストールファイルのダウンロード元を確認し、再インストールを試みることをお勧めします。
別の方法として、Windows Updateを使ってWindows 10をインストールし、その後にWindows 11にアップグレードするのが確実です。
まとめ
古いPCからWindows 11へのデータ移行は、アップグレードが必要なくても可能です。ただし、古いPCにインストールされているソフトウェアは、再インストールやバージョンアップが必要になることがあります。エラーメッセージに関しては、インストールファイルの再ダウンロードやWindows Updateを試みることで解決することができます。
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