Wordでひらがなのルビがアルファベットになる問題の解決方法

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Microsoft Wordで、ひらがなにルビを振ろうとするとアルファベットが表示されてしまう問題に直面することがあります。この現象は、特に日本語入力をしている際に発生することがあり、非常に困惑することもあります。この記事では、この問題を解決する方法をわかりやすく解説します。

ひらがなのルビがアルファベットになる原因

まず、この問題が発生する原因として考えられるのは、Wordの「ルビ」設定におけるフォントや入力モードの設定です。日本語入力でひらがなを入力しているつもりでも、Wordがその文字をアルファベットとして認識してしまうことがあります。特に、文字入力時に「英字」入力モードになっていたり、ルビの設定が英語用に設定されている場合にこの問題が発生します。

また、設定によっては、Wordが自動的にルビのフォントを変更してしまうこともあり、これもアルファベットのルビが表示される原因となります。

解決方法:入力モードの確認

ひらがなのルビがアルファベットにならないようにするためには、まず日本語入力モードが正しく設定されているかを確認しましょう。具体的には、文字を入力する前に、IME(日本語入力システム)が「ひらがな」モードになっているかを確認します。

「あ」や「ひらがな」の入力モードが選択されていないと、英数字の入力モードになってしまうため、ルビがアルファベットとして表示されてしまいます。IMEのアイコンが「A」や「英字」ではなく、「あ」になっているか確認して、適切な入力モードに切り替えましょう。

解決方法:ルビ設定の確認と修正

次に、ルビの設定が正しく行われているかを確認します。Wordでは、ルビのフォントを個別に指定することができます。ルビの設定で「アルファベット」のフォントが選ばれている場合、ひらがなであってもアルファベットのルビが表示されることがあります。

「ルビ」設定を開き、「文字の書式設定」でフォントを「MS ゴシック」や「MS 明朝」など、ひらがなに適したフォントに変更することで問題を解決できることがあります。

解決方法:ルビの振り方を再確認

もし、ルビが自動的に振られていない場合、手動でルビを振る方法もあります。文字を選択した後、Wordの「参照」タブから「ルビ」を選び、「ルビの設定」ウィンドウを開いて、適切なルビを設定します。この方法で、アルファベットではなく、ひらがなやカタカナに適したルビを振ることができます。

また、同じような状況でルビを適切に設定できたら、設定した内容を保存することで、以後もスムーズにひらがなのルビが表示されるようになります。

まとめ

Wordでひらがなにルビを振る際にアルファベットが表示される問題は、入力モードやルビ設定のフォントに関連しています。まずは日本語入力モードを確認し、ルビ設定のフォントを適切なものに変更することで、問題を解決できます。また、手動でルビを設定する方法も試してみましょう。これらの手順で、Wordでひらがなに正しくルビを振ることができるようになります。

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