Excel2019で未入力セルを判定し、空欄の場合に「入力漏れ有」を表示しない方法

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Excel2019で入力漏れを判定する際、特定の範囲がすべて空欄の場合に「入力漏れ有」を表示しないようにする方法について解説します。具体的には、セルC1からF1、K1からL1に未入力があった場合に「入力漏れ有」を表示し、すべて空欄の場合は表示しないようにする条件を追加します。

IF関数とCOUNTA関数を使った基本の判定式

まず、既存の式は以下のようになっています。
=IF(COUNTA(C1:F1,K1:L1)=6, "〇", "入力漏れ有")
この式は、C1:F1およびK1:L1の範囲に入力があるかどうかを判定し、すべて入力されていれば「〇」を、それ以外は「入力漏れ有」と表示するものです。

空欄の状態でも「入力漏れ有」を表示しないようにする方法

質問の内容にあるように、すべてのセルが空欄の場合には「入力漏れ有」を表示しないようにするためには、空欄の状態も判定に加える必要があります。以下のような式を使うと、空欄状態では表示されないようになります。

=IF(AND(COUNTA(C1:F1,K1:L1)<>0, COUNTA(C1:F1,K1:L1)=6), "〇", "入力漏れ有")

この式では、まずCOUNTA(C1:F1,K1:L1)<>0によって、C1:F1およびK1:L1の範囲に1つ以上の入力がある場合のみ判定を行います。これにより、すべて空欄の場合には「入力漏れ有」を表示せず、入力されている範囲に基づいて判定が行われます。

さらに柔軟な入力漏れ判定のカスタマイズ

この式は基本的な使い方ですが、Excelのデータの規模が大きくなると、より柔軟な判定が求められます。例えば、範囲が広がったり、他の条件が加わった場合にも同じように適用できるように、IF関数やCOUNTA関数を組み合わせて判定をカスタマイズすることが可能です。

まとめ

Excel2019で「入力漏れ有」を判定する場合、IF関数とCOUNTA関数を使った基本的な方法に加えて、空欄の状態では表示されないように条件を追加することで、より効率的な判定が可能です。この方法を使うことで、入力漏れがある場合のみ適切に表示され、すべてのセルが空欄の場合には表示を避けることができます。

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