MacBook Pro 2018モデルを売却する際、データを完全に削除し、出荷時状態に戻すための初期化を進める必要があります。しかし、iCloudの「探す」機能をサインアウトしようとしても、読み込みが続いて先に進まない問題に直面することがあります。この記事では、この問題の解決方法とMacBook Proを初期化する方法を詳しく解説します。
「探す」機能のサインアウトができない原因とその対処法
「探す」機能をサインアウトできない場合、インターネット接続の不安定さやApple IDへの一時的な接続エラーが原因となることがあります。また、iCloudの設定がうまく同期されていない場合にも、このような問題が発生することがあります。
まず、安定したWi-Fi接続を確認し、再度サインインして「探す」機能をオフにしてみてください。もしそれでもうまくいかない場合は、iCloud.comにアクセスし、そこから「探す」をオフにする方法を試すと良いでしょう。
iCloud.comから「探す」をオフにする方法
Macから「探す」をオフにできない場合、ブラウザを使用してiCloud.comにアクセスする方法が有効です。以下の手順で進めてください。
- 別のデバイスでブラウザを開き、iCloud.comにサインインします。
- 「iPhoneを探す」を選択し、リストから対象のMacを選びます。
- 「Macを削除」を選択して、探す機能を無効にします。
これで、「探す」がオフになり、次のステップに進むことができます。
MacBook Pro 2018モデルの初期化方法
「探す」機能を無効にした後、次はMacBook Proを完全に初期化する手順です。以下の手順で初期化を行います。
- Macをシャットダウンします。
- 電源ボタンを押しながら「Command」+「R」キーを同時に押して、macOS復旧モードに入ります。
- 「ディスクユーティリティ」を選択し、起動ディスク(通常は「Macintosh HD」)を選択します。
- 「消去」ボタンをクリックして、ドライブを完全に消去します。
- 消去が完了したら、「macOSを再インストール」を選択し、指示に従ってOSを再インストールします。
これでMacBook Proが初期化され、出荷時状態に戻ります。
出荷時状態に戻す前に確認すべきこと
初期化を行う前に、以下の点を確認しておくことをおすすめします。
- iCloudアカウントからサインアウトする。
- Apple IDの設定が完全に解除されていることを確認する。
- 重要なデータはバックアップしておく。
これらの手順を守ることで、データの消失やアカウントのトラブルを避け、スムーズにMacBook Proを出荷時状態に戻すことができます。
まとめ
MacBook Pro 2018モデルの初期化時に「探す」機能のサインアウトができない場合、iCloud.comを利用して「探す」をオフにする方法が有効です。その後、macOS復旧モードを使用して完全に初期化を行うことができます。これで、MacBook Proを売却前に安全に初期化することができ、個人情報を守ることができます。


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