DaVinci Resolveで動画の一部を静止画として延長する方法と、ボイスを入れたいシチュエーションに対応する方法について解説します。ゲーム画面の説明などで、画面が切り替わった後もボイスをしっかりと聞かせるためのテクニックを紹介します。
静止画を作成して動画を延長する方法
DaVinci Resolveでは、動画の一部を静止画として延長することができます。これを行うには、まず静止画として使用したいフレームを選び、そのフレームを「フリーズフレーム」として設定します。
具体的な手順は以下の通りです。
- 1. タイムラインで静止画にしたい位置にカーソルを合わせます。
- 2. 右クリックして「フリーズフレームを作成」を選択します。
- 3. フリーズフレームがタイムラインに追加され、静止画としてその部分を延長できます。
これにより、ゲーム画面や映像の一部分を任意の長さで停止し、ボイスを追加するスペースを確保できます。
ボイスを追加する方法
ゲーム画面にボイスを追加する場合、ボイスがすぐ次の画面に切り替わってしまうことを防ぐためには、静止画を使ってタイムライン上でボイスを延長する方法が効果的です。
次のステップを試してみてください。
- 1. ボイスの録音を行い、タイムラインに配置します。
- 2. ボイスが全て終わるまで、静止画を使ってタイムライン上の映像を延長します。
- 3. ボイスと映像がぴったり合うように調整します。
これにより、画面が切り替わった後でもボイスをしっかりと聞かせることができます。
トラブルシューティング:静止画の延長がうまくいかない場合
もし静止画を延長してもボイスがうまく合わせられない場合、いくつかの点を確認してみてください。
- フリーズフレームが適切に作成されているか確認してください。
- タイムラインの設定やフレームレートがプロジェクト設定と一致しているか確認します。
- 必要に応じて、タイムラインでのオーディオとビデオの調整を行ってください。
まとめ
DaVinci Resolveでは、フリーズフレームを使用して動画の一部を静止画として延長し、ボイスを適切に追加することが可能です。これにより、ゲーム画面や映像に対する解説やボイスをしっかりと組み合わせることができ、より効果的な動画作成が実現できます。問題が生じた場合は、フリーズフレームの設定やタイムラインの調整を行い、必要な部分をうまく延長することが大切です。


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