Windows 11にアップグレード後、OneDriveを完全にアンインストールし、同期やクラウド保存を防ぎたい場合、設定を適切に行うことが重要です。特に、ローカルアカウントのみで使用している場合、OneDriveが予期せずデータをクラウドに保存することを避けたい方も多いでしょう。この記事では、OneDriveアプリのアンインストール方法や、Web版OneDriveに影響がないかについて解説します。
OneDriveアプリのアンインストール方法
OneDriveアプリをアンインストールする際、まず確認するべきは、PCがMicrosoftアカウントに紐付けされていないことです。もしMicrosoftアカウントと紐付けされていない場合、OneDriveはローカルのファイルとして管理されており、クラウドとの同期は行われません。しかし、念のため、アンインストール前に以下の手順を試すことをお勧めします。
- 「設定」→「アプリ」→「アプリと機能」を開きます。
- OneDriveを検索し、「アンインストール」を選択します。
これで、OneDriveがPCから完全に削除されます。もし、「PCのリンクを解除する」オプションが表示されている場合、この操作は不要ですが、リンク解除してからアンインストールを行うと、設定に影響を与えることなく削除できます。
Microsoftアカウントと紐付ける前に「PCのリンクを解除する」の操作は必要か?
「PCのリンクを解除する」というオプションは、MicrosoftアカウントとOneDriveが同期している場合に必要な操作です。しかし、現在の状態でMicrosoftアカウントと紐付けていない場合、この操作を行う必要はありません。
OneDriveの設定画面で「接続されているアカウントがありません」と表示されている場合、そのまま「アンインストール」を行っても問題ありません。リンク解除操作は、Microsoftアカウントに同期している場合にのみ有効です。
OneDriveアプリをアンインストールしてもWeb版のOneDriveに影響はないか?
OneDriveアプリをアンインストールしても、Web版のOneDriveの利用には影響がありません。Web版のOneDriveはブラウザを通じてアクセスできるため、PCにインストールされたアプリとは別に動作します。
そのため、ローカルPCでのデータ保存を避けたい場合でも、Web版のOneDriveを使い続けることはできます。ただし、Web版でも保存先を意図的にクラウドに変更することを避ける設定を行うことが重要です。
まとめ:OneDriveアプリを完全にアンインストールし、ローカルアカウントで安全に使用する方法
OneDriveを完全にアンインストールすることで、クラウド保存や同期を防ぐことができます。Microsoftアカウントを使用せず、ローカルアカウントのみで運用する場合、OneDriveの設定を適切に管理することが重要です。アンインストール前に「PCのリンクを解除する」オプションが表示されても、Microsoftアカウントと紐付けていなければ無視して問題ありません。Web版のOneDriveは引き続き使用可能ですが、PC内のファイルはローカルで管理されます。


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