Windows 11で「ピクチャ」や「ドキュメント」フォルダをクイックアクセスにピン留めしようとすると、OneDriveの「Pictures」フォルダがピン留めされてしまうことがあります。この問題は、OneDriveを削除したことが原因で発生することがあります。この記事では、問題の原因とその解決方法を解説します。
OneDriveとフォルダのリンク
OneDriveは、ファイルをオンラインで同期するサービスですが、削除するとローカルのフォルダとクラウドがリンクされなくなります。このため、Windowsが自動的にOneDriveの「Pictures」フォルダを認識し、それがクイックアクセスに表示されることがあります。
もしOneDriveを削除した後にこの問題が発生した場合、Windowsがローカルのピクチャフォルダではなく、OneDriveのピクチャフォルダをクイックアクセスに表示しているためです。
クイックアクセスのピン留め方法
クイックアクセスに正しい「ピクチャ」フォルダをピン留めするためには、以下の手順を試してください:
- ファイルエクスプローラーを開き、「ピクチャ」フォルダを手動で選択します。
- 選択したフォルダを右クリックし、「クイックアクセスにピン留め」を選びます。
これにより、OneDriveのフォルダではなく、ローカルの「ピクチャ」フォルダをピン留めできます。
OneDriveを完全に削除する方法
もしOneDriveを完全に削除したい場合は、以下の手順で行えます:
- 「設定」>「アプリ」>「アプリと機能」に移動します。
- OneDriveを選択し、「アンインストール」をクリックします。
- その後、Windowsの「ローカルフォルダ」に戻って、ピクチャフォルダを正しく設定し直します。
OneDriveを削除することで、クラウド同期がなくなり、ローカルのフォルダが直接管理できるようになります。
まとめ
Windows 11でクイックアクセスにピン留めできない問題は、OneDriveの同期設定によるものです。OneDriveを削除することで、正しいローカルフォルダをピン留めできるようになります。問題が解決しない場合は、手動でフォルダをクイックアクセスにピン留めし直すか、OneDriveの設定を再確認してみてください。


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