XP-PEN Artist 12セカンドの使用方法と設定方法:ミラーリングと拡張モードの違いとキャリブレーションについて

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XP-PEN Artist 12セカンドを使用していると、ミラーリングモードと拡張モードの違いによって、ペンの動作や設定画面の表示に悩むことがあります。このガイドでは、XP-PEN Artist 12セカンドの最適な設定方法と、ミラーリングモードや拡張モードの使い分けについて解説します。

ミラーリングと拡張モードの違い

XP-PEN Artist 12セカンドを使用する際、ミラーリングモード拡張モードという2つのモードがあります。これらは、タブレットとPC画面の関係をどのように設定するかに大きく関わってきます。ミラーリングモードは、タブレットがPCの画面を完全にコピーする形で表示されるため、描画エリアが一致しますが、ペン先のずれが発生することがあります。拡張モードでは、PCの画面が広がり、タブレットの画面がその一部となるため、描画エリアが拡大されますが、ペン先のズレが少ない場合があります。

もし、ペン先がミラーリングモードでずれてしまう場合、拡張モードの使用を検討するのも一つの方法です。

設定画面が見切れる場合の対応方法

XP-PEN Artist 12セカンドの設定画面が見切れてしまう問題は、拡張モードでよく発生します。この問題は、画面解像度の設定や、モニター配置に関連していることがあります。設定画面が表示される領域外に配置されている場合、画面サイズや表示の設定を調整することで解決できる場合があります。

まず、ディスプレイ設定を確認し、タブレットとPCのモニター配置を確認してください。タブレット画面が拡張モードにおいて表示領域外にある場合、タブレットを物理的に移動させるか、設定で「ディスプレイ設定」を調整することが有効です。

キャリブレーション機能が消えてしまった場合

XP-PEN Artist 12セカンドでキャリブレーション機能が消えてしまう場合、ドライバーの設定やソフトウェアのバージョンによって異なる原因が考えられます。キャリブレーション機能は、ペン先の位置合わせに非常に重要な役割を果たしますが、時折設定画面から消えてしまうことがあります。

この場合、ドライバーを最新のバージョンにアップデートすることをおすすめします。また、ドライバソフトウェアを再インストールすることでも解決できることがあります。XP-PEN公式サイトから最新のドライバをダウンロードし、再インストールを試みてください。

拡張モードとミラーリングモードの最適な使い分け

拡張モードとミラーリングモードのどちらを使用するかは、作業内容によって最適な設定が異なります。ミラーリングモードは、描画エリアとPC画面を完全に一致させるため、イラストやデザイン作業で非常に便利です。しかし、ペン先がずれる場合があるため、キャリブレーションを頻繁に行う必要があります。

一方、拡張モードは、作業画面が広がり、複数のアプリケーションを同時に使用する場合に便利です。ただし、設定画面が見切れる問題が発生する可能性があります。これらの設定の使い分けを上手く活用して、作業効率を向上させましょう。

まとめ

XP-PEN Artist 12セカンドの設定方法や使い方に関して、ミラーリングモードと拡張モードにはそれぞれメリットとデメリットがあります。最適な設定を選ぶためには、各モードの特徴を理解し、自分の作業スタイルに合わせて設定を調整することが重要です。また、キャリブレーション機能や設定画面が見切れる問題については、ドライバのアップデートや設定の調整で解決できる場合が多いので、こまめに確認しておきましょう。

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