Adobe Illustratorでファイルを保存する際に、クリエイティブクラウドへの保存とPCへの保存について疑問を持っている方も多いかと思います。この記事では、Illustratorで作成したファイルをどこに保存すべきか、またファイル管理の方法について詳しく解説します。
1. クリエイティブクラウドに保存する際のプライバシー
クリエイティブクラウドにファイルを保存すると、そのファイルはアカウントに紐づけられるため、ログインしている自分のアカウントのみがアクセス可能となります。したがって、他の人が自分のアカウントにログインしていない限り、保存したファイルを他人に見られることはありません。
ただし、クリエイティブクラウドに保存したファイルは、インターネットに接続できる環境であれば、どこからでもアクセスできます。保存したファイルを他のPCやデバイスで使用したい場合にも便利です。
2. 「保存(S)」を選択した際の保存先
Illustratorで「保存(S)」を選択すると、基本的にはPC内のローカルストレージに保存されます。もしクリエイティブクラウドを選ばなければ、PC内の指定したフォルダにファイルが保存されることになります。
保存場所は「名前を付けて保存」ダイアログで選択できます。保存先を変更したい場合は、ダイアログ内で「場所」を指定して保存してください。
3. 共用PCでのファイル管理方法
学校の共用PCを使用している場合、ファイルの保存場所には注意が必要です。共用PCでは、ファイルをPCに保存せずにクリエイティブクラウドやUSBメモリに保存することをお勧めします。これにより、PCを使った後にファイルを削除する必要がなくなり、個人のファイルが他のユーザーにアクセスされる心配がなくなります。
また、PC内に保存したファイルは、クリエイティブクラウドにアップロード後、PCから削除することができます。これにより、学校のPCの利用規則に従いながら、ファイルを安全に保管することができます。
4. ファイル削除方法
共用PCで作成したファイルを削除する方法がわからない場合、まずはファイルが保存されている場所を確認しましょう。ファイルがクリエイティブクラウドに保存されている場合は、クリエイティブクラウド上でファイルを削除できます。
PC内に保存されている場合、Windowsの「ファイルエクスプローラー」でファイルを選択し、右クリックから「削除」を選ぶか、ファイルをゴミ箱にドラッグして削除します。もしゴミ箱にドラッグできない場合、右クリックメニューから「削除」を選択することができます。
まとめ
Illustratorでのファイル保存方法を理解することは、作業効率を高め、ファイルの管理を安全に行うために重要です。クリエイティブクラウドに保存すれば、個人のアカウントのみがアクセス可能で、PC内に保存した場合でも、保存場所を指定することができます。共用PCを使う際には、USBメモリやクリエイティブクラウドを活用し、ファイルを安全に管理しましょう。


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