音楽会の録音など、長いWAVファイルを分割して編集したいとき、NCHの無料ソフト「WAVE PAD」を使用するのが便利です。しかし、分割や編集機能にはいくつかのオプションがあり、どれを選べばよいのか迷うことがあります。この記事では、WAVE PADを使用してWAVファイルを一部、二部、三部に切り分ける方法と、無駄な部分を切り取る際の操作を解説します。
1. WAVE PADの基本的な操作方法
まず、WAVE PADをインストールし、編集したいWAVファイルを開きます。開いたファイルは、タイムライン上で波形として表示され、視覚的にどの部分を編集するかを確認できます。
WAVE PADでは、編集に使う主なツールとして「選択」「分割」「カット」「コピー」「ペースト」などがあります。これらのツールを使って、音声ファイルを自由に編集できます。
2. ファイルを分割する方法
音声ファイルを一部、二部、三部に分割するには、タイムライン上で分割したい位置を選択し、「分割」ツールを使用します。分割ツールは、指定した位置で音声を2つの部分に切り分けることができます。
例えば、音楽会のWAVファイルを「一部」「二部」「三部」に分ける場合、それぞれのセクションの最初と最後を目安に分割を行います。分割後に、不要な部分を削除することで、編集が完了します。
3. 不要部分を切り取る方法
不要な部分を切り取るには、まずその部分を選択する必要があります。タイムラインで切り取るべき部分をドラッグして選択し、「カット」ツールを使ってその部分を削除します。
この操作により、音声ファイルの無駄な部分を簡単に取り除くことができます。選択範囲を正確に指定するためには、再生ヘッドを動かしながら、波形を見て確認することが大切です。
4. 編集後のファイルの保存方法
編集が完了したら、ファイルを保存します。WAVE PADでは、変更を保存するために「保存」ボタンをクリックするか、別名で保存する場合は「名前を付けて保存」オプションを選択します。
新しいファイル名を指定して保存することで、元のファイルをそのまま残しつつ、編集後のファイルを保存できます。これにより、元のファイルを保護しつつ編集内容を管理できます。
5. まとめ
NCHのWAVE PADを使用して、WAVファイルを分割し、無駄な部分を切り取る方法について解説しました。分割ツールとカットツールを適切に使うことで、簡単に音声ファイルを編集することができます。これらの基本操作をマスターすれば、さらに複雑な編集にも挑戦できるようになります。


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