Blenderで作った3DモデルをMMDで動かす方法とボーン追加の手順

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Blenderで作成した3DモデルをMMDで動かすには、モデルにボーンを追加し、MMD向けに適切に設定する必要があります。特に初心者の方には少し複雑に感じるかもしれませんが、正しい手順を踏むことでスムーズに進めます。この記事では、BlenderからMMDにボーンを追加してモーションをつける方法を解説します。

BlenderからMMDへのデータの出力方法

Blenderで作成した3DモデルをMMDで使用するためには、まずPMX形式でモデルを出力する必要があります。BlenderでPMXエクスポーター(アドオン)を導入し、正しく設定することが重要です。

モデルをPMX形式で出力後、MMDで確認すると、ポーズやモーション用のボーンが不足していることがあります。これを解決するためには、ボーンを追加する必要があります。

ボーンを追加する方法

MMDに適切なボーンを追加するための方法は2つあります。

  • PMXエディターを使用してボーンを追加:PMXエディターを使うことで、既存のモデルにボーンを追加することができます。自分でボーンを設定するか、他のモデルからボーンを移植する方法があります。ですが、ボーン移植には注意が必要です。
  • Blenderでボーンを追加:Blender上でボーンを追加した後、モデルを再度エクスポートする方法もあります。この場合、Blender内でボーンのスケールや配置を調整してからMMDにインポートします。

問題の解決方法:ボーンの移植とエラー対処法

PMXエディターで「準標準ボーン追加プラグイン(SemiStandardBones.dll)」を使おうとした際にエラーが発生した場合、プラグインのバージョンや設定が適切でない可能性があります。エラーメッセージ「オブジェクト参照がオブジェクトインスタンスに設定されていません」は、プラグインのインストールに問題があるか、プラグインが正しく機能していない場合に表示されます。この場合、プラグインの再インストールや、他のバージョンのプラグインを試すと解決することがあります。

Blenderから直接ボーンを移植する場合は、スケルトンのマッチングとボーンの配置が重要です。Blender内でボーンを追加した後、再度PMX形式で出力してMMDに読み込ませることでボーンの反映が可能になります。

モデルの確認とモーション追加

ボーンを追加した後、モデルの動きやポーズが正常に反映されるか確認します。MMDにインポートした際、動きがスムーズでない場合は、ボーンの階層や重みづけが適切でない可能性があります。

また、モーションを追加する際には、ボーンが正常に反映されることを確認した後、モーションを適用して動きを調整します。

まとめ

Blenderで作成した3DモデルにMMD用のボーンを追加するには、PMXエディターやBlender内でのボーン設定を行う必要があります。ボーンを追加する際に問題が発生した場合、プラグインの再インストールや、ボーンの配置に注意を払いながら作業を進めていくと、問題を解決できます。これらの手順を踏むことで、Blenderで作成したモデルをMMDで動かすことができるようになります。

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