エクセルで12ヶ月分のデータを扱っている場合、特定の月のみ印刷したい場合があるかと思います。その際、0が表示されているセルを印刷したくない場合、どのように設定すれば良いのでしょうか?この問題に対する解決方法をご紹介します。
1. 0表示が印刷される原因
エクセルでは、数値が0の場合でもセルに値が入力されているとそのまま表示されます。この状態で印刷を行うと、0が表示されてしまうことがあります。これを回避するためには、0を非表示にする設定を行う必要があります。
2. 0を非表示にする設定方法
まず、0を非表示にするために「条件付き書式」や「セルの書式設定」を利用する方法があります。以下の方法を試してみてください。
方法1: セルの書式設定を変更する
1. 0が表示されるセルを選択します。
2. 「ホーム」タブから「セルの書式設定」を選択し、「表示形式」タブを開きます。
3. カスタムを選択し、「0;-0;;@」と入力します。これにより、0の値がセル内に表示されなくなります。
方法2: 条件付き書式を使用する
1. 該当するセルを選択します。
2. 「ホーム」タブから「条件付き書式」を選択し、「新しいルール」を選びます。
3. 「セルの値が0である場合に書式設定を変更する」といったルールを設定します。
これで、0が表示される場合に書式を変更し、印刷されないようにできます。
3. 印刷時に0を非表示にする方法
印刷時にのみ0を非表示にするには、印刷設定で「空白セルを印刷しない」を選択する方法があります。
印刷設定を変更する方法
1. 「ファイル」タブから「印刷」を選択します。
2. 印刷設定で「ページ設定」を選択し、「シート」タブを開きます。
3. 「空白セルを印刷しない」オプションをチェックします。
4. まとめ
エクセルで印刷時に0表示を非表示にするには、セルの書式設定や条件付き書式を活用することで簡単に解決できます。また、印刷設定でも空白セルを印刷しないオプションを使うことができます。これらの設定を利用して、印刷をスムーズに行いましょう。


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