Davinci Resolveで、ソニーのビデオカメラからのMTSファイルを挿入した際に音声が再生されない問題に直面した場合の解決方法を解説します。音声の波形が表示されない、音声が出ないといった状況で試すべき対策を紹介します。
1. 音声トラックがミュートになっていないか確認
最初に、音声トラックがミュートになっていないか確認しましょう。Davinci Resolveでは、音声トラックが意図せずミュートになっている場合があります。エディット画面でトラックがミュートになっていないか確認し、必要に応じてミュートを解除してください。
また、音量の設定が小さすぎないか、スピーカーの設定も再確認してみてください。
2. Davinci Resolveのバージョンを最新に保つ
ソフトウェアのバグが原因で音声が再生されないことがあります。そのため、Davinci Resolveの最新バージョンにアップデートすることをおすすめします。アップデートを行うことで、バグ修正や新しい機能が追加され、問題が解決することがあります。
最新版へのアップデート後も問題が解決しない場合は、以下の方法を試してみましょう。
3. MTSファイルの形式を変換してみる
MTSファイルは一部のソフトウェアで互換性の問題を起こすことがあります。もし音声が再生されない場合、ファイルを別の形式(例えばMP4やMOVなど)に変換することを検討してみましょう。
変換ツールとしては、HandBrakeやFFmpegなどの無料ソフトを使って、MTSファイルを他の形式に変換できます。変換後、Davinci Resolveで再度読み込んで音声が正しく再生されるか確認してください。
4. ソニーのカメラとDavinci Resolveの互換性問題
場合によっては、特定のカメラ(特にソニー製)のMTSファイルとDavinci Resolveとの間に互換性の問題があることがあります。この場合、上記の手順でも問題が解決しないことがあります。
その場合は、ソニー製カメラの設定を見直し、別の編集ソフト(例えば、Adobe Premiere ProやFinal Cut Pro)を試すことも選択肢に入れましょう。
5. まとめ
Davinci Resolveで音声が再生されない問題に直面した場合、まずは音声トラックのミュート状態を確認し、ソフトウェアを最新バージョンにアップデートすることが重要です。また、MTSファイルの形式に問題がある場合は、変換ツールを使ってファイルを変換し、再度読み込んでみると良いでしょう。
これらの手順を試すことで、音声の問題が解決できることが多いため、まずはこれらの解決方法を順番に試してみてください。


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