A4からB6サイズの冊子作成に必要な断ち切り線の作成方法とツール

A4の両面印刷した紙を使ってB6サイズの冊子を作成する際、断ち切り線の作成方法がわからないという問題があります。この記事では、フリーソフトやクリスタ、Photoshopを使って断ち切り線を追加し、冊子を作成するためのガイドラインを提供します。

1. 断ち切り線とは？

断ち切り線は、印刷物の端をきれいに切り取るために使用される線で、印刷の際に紙を裁断する位置を示します。A4サイズからB6サイズに切り取る場合、これらの線を正確に配置することで、裁断後の仕上がりがきれいになります。

印刷機の設定や手動でのカッター使用時でも、断ち切り線を適切に配置することで精度が向上します。

Adobe製品を使用せず、無料で断ち切り線を作成したい場合、以下のフリーソフトを利用することができます。

Inkscape：ベクターグラフィックソフトで、ページサイズを設定した後、断ち切り線を簡単に追加できます。オブジェクトを適切なサイズで配置し、ガイドラインを追加することで、正確な切り取り位置を示せます。
GIMP：GIMPでは、画像を開いて新しいレイヤーを作成し、ガイドラインとして断ち切り線を描くことができます。細かい調整が可能です。

クリスタやPhotoshopを使用して断ち切り線を追加する方法について説明します。

クリスタ：クリスタでは、新しいレイヤーを作成し、直線ツールを使って断ち切り線を描きます。線の色を目立たせ、ページの端に合わせて配置します。ガイドラインとしても使用できます。
Photoshop：Photoshopでは、印刷用のカスタムドキュメントを作成し、ページサイズをA4に設定後、B6サイズの裁断位置にガイドを追加します。「表示」メニューから「新規ガイド」を選び、縦・横の位置を設定することで、断ち切り線を簡単に作成できます。