ウディタ(WOLF RPGエディター)で、パーティ人数が一人固定の場合に「誰が技能を使用しますか?」という選択画面をスキップする方法や、ダイヤル錠コモンで文字列(アルファベット)を入力させる方法を解説します。
1. 「誰が技能を使用しますか?」の選択画面をスキップする方法
ウディタで技能使用時に表示される「誰が技能を使用しますか?」の画面をスキップするには、まずキャラクター選択を強制的にスキップする方法を考える必要があります。
ここで提案される方法は、キャラクター選択画面を表示せず、直接技能選択画面に遷移させる方法です。以下のコードでキャラクター選択の手順を省略し、即技能欄を開くことができます。
■イベント処理中断
■変数操作: CSelf20 = 0
■X[移]キャラクター欄_選択実行
これにより、選択画面を表示することなく、直接技能の選択画面に進むことができます。
2. キャンセル機能を実装する方法
技能選択後に「キャンセル」機能を追加するには、選択画面を表示する前に、選択をキャンセルできるように条件を追加します。例えば、以下のような変更を加えることで、キャンセル時に選択画面を閉じることができます。
■条件分岐: キャンセルが選択された場合
■イベント処理中断
この処理により、ユーザーがキャンセルを選択した場合にスムーズに画面を閉じることができます。
3. ダイヤル錠コモンでアルファベットの入力を実現する方法
ダイヤル錠コモンで文字列(アルファベット)の入力をする方法として、ウディタで50音を使った入力が一般的ですが、アルファベットを使いたい場合も同様に実装できます。
まず、アルファベットのボタンを一つ一つ作成し、選択された文字を変数として保存する方法を取ります。以下のようにアルファベットのボタンを表示し、選択された文字を順番に格納するコードを作成できます。
■変数操作: アルファベット文字格納
■選択肢から文字を選ばせる
■選択された文字を変数に追加
この方法で、アルファベットを選択肢として表示し、ユーザーが選んだ文字を順番に入力させることができます。
4. まとめ
ウディタで技能選択画面をスキップする方法や、ダイヤル錠コモンでアルファベット入力を実現する方法について説明しました。これらの方法を使用することで、ユーザーがもっと直感的に操作できるようになり、ゲームの操作感が向上します。コードをカスタマイズすることで、さらに複雑な機能にも対応できるので、ぜひ試してみてください。


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