AJ65SBTB1-8D 形CC-LinkとFX5Uの設定についての詳細ガイド

ネットワーク技術

三菱AJ65SBTB1-8D 形CC-LinkとFX5Uの設定に関する質問に対して、適切な設定方法や考慮すべきポイントを解説します。AJ65SBTB1-8Dは、CC-Link通信を利用した入出力ユニットであり、FX5Uと組み合わせる際に注意が必要です。ここでは、FX5U側のX0〜X7とAJ65SBTB1-8Dの入力側ユニットの関連について説明し、リモート設定や追加の設定手順を紹介します。

1. AJ65SBTB1-8D 形CC-LinkとFX5Uの接続

AJ65SBTB1-8Dの入力ユニット(X0〜X7)は、FX5U側のX0〜X7と同様の役割を果たします。具体的には、AJ65SBTB1-8Dの入力ユニットは、FX5U側の入力端子として認識され、両者を通じてデータの送受信が行われます。

ただし、AJ65SBTB1-8DのCC-Link通信を利用するためには、FX5U側でCC-Link設定を適切に行う必要があります。FX5UがCC-Linkに対応しているかどうかも確認しておくと良いでしょう。

2. FX5Uでの入力設定方法

FX5UでAJ65SBTB1-8Dの入力ユニットを利用するためには、CC-Linkマスターモジュールの設定と、FX5Uの「パラメータ設定」で入力ユニットを正しくマッピングする必要があります。

また、設定を行う前に、CC-LinkマスターモジュールとAJ65SBTB1-8Dの通信設定(局番や通信速度)を一致させることが重要です。この設定が正しくないと、通信が確立できません。

3. リモート設定の確認

リモート設定を行うためには、FX5UとAJ65SBTB1-8D間で正しいネットワーク設定が必要です。FX5U側のリモートI/O設定を確認し、AJ65SBTB1-8Dの局番やデバイスアドレスを設定します。

設定方法としては、GX Works3の設定画面からリモートI/Oモジュールの設定を行い、AJ65SBTB1-8Dの各入力ユニットがFX5U側で正しく認識されるようにします。

4. 必要なパラメータ設定

AJ65SBTB1-8DをFX5Uで使用するためには、パラメータ設定も重要です。FX5U側で「CC-Link I/O設定」を確認し、入力ユニットに対する割り当てが適切に行われていることを確認します。

また、通信中に発生する可能性のあるエラーや警告も設定画面で確認し、必要に応じてエラーの解消方法を調べておくと便利です。

まとめ

FX5UとAJ65SBTB1-8D 形CC-Linkの設定には、通信設定やパラメータ設定、リモート設定など複数の手順が関わります。FX5U側でCC-Link設定を正しく行い、AJ65SBTB1-8Dの入力ユニット(X0〜X7)をマッピングすれば、スムーズにデータの入出力が行えるようになります。設定時にエラーが発生した場合は、通信設定やデバイスアドレスを再確認し、適切な対応を行ってください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました