入試やプレゼンテーションで使うスライドのフォント選びは重要です。特に、使用するパソコンや環境によってフォントが崩れると発表がうまくいかなくなります。この記事では、WindowsとMac両方で適切に表示されるフォントの選び方と、注意すべき点について解説します。
1. フォント選びの基本
スライドのフォント選びで重要なのは、可読性が高く、異なる環境でも表示が崩れないフォントを選ぶことです。特に、パソコンのOS(WindowsやMac)によって表示されるフォントが異なるため、汎用的で互換性があるフォントを選ぶことが大切です。
2. MSゴシックの可読性とその問題点
MSゴシックはWindows環境でよく使われるフォントですが、可読性に関しては他のフォントに比べて劣るとされています。また、Mac環境ではMSゴシックが適切に表示されない場合があるため、互換性に不安が残ります。
3. WindowsとMacの互換性を意識したフォント選び
WindowsとMacの両方で使えるフォントとしては、以下のようなものがあります。
- メイリオ(Windows推奨): 文字が滑らかで、スライドに適したフォントです。
- 游ゴシック(Windows推奨): 現代的な印象を与えるフォントで、可読性も高いです。
- ヒラギノ角ゴシック(Mac推奨): Macで広く使用されており、視認性が高く、スライドでも使いやすいフォントです。
どちらも、互換性の観点から非常に優れています。
4. フォント設定の注意点と最適な方法
自分のPC(Windows)で発表予定でも、万が一大学備え付けのMacを使う場合を考慮し、以下の対策を行うと良いでしょう。
- フォントの埋め込み: 発表スライドを作成する際、使用するフォントをスライドに埋め込むことができます。これにより、他のPCでフォントが異なっていても、同じフォントで表示できます。
- PDF形式で保存: スライドをPDFとして保存すると、フォントの問題が解決します。PDFでは、フォントが正しく埋め込まれ、他の環境でも表示が崩れません。
5. まとめ
スライドのフォント選びには可読性と互換性が最も重要です。MSゴシックはWindows環境では使えますが、Mac環境では表示に問題が出る可能性があります。メイリオや游ゴシック、ヒラギノ角ゴシックは、両方の環境で適切に表示されるおすすめのフォントです。発表時の不安を避けるため、PDFで保存するなどの対策を講じましょう。

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