Davinci Resolveで発言ごとにテロップを入れる作業は、繰り返しが多いため効率化が求められることが多いです。この記事では、テロップ作成をより効率的に行うための方法について解説します。
テロップ作成の基本的な流れ
Davinci Resolveでのテロップ作成は、主に「タイトル」ツールを使って行います。手動で一つ一つテロップを入力する方法もありますが、時間がかかりすぎることがあります。効率的に作業を進めるために、いくつかのテクニックを駆使する必要があります。
まずは、テロップを挿入したい位置に「カット」ツールでカーソルを合わせ、テキストを入力します。次に、テロップのサイズやフォント、カラーを調整します。この基本操作を抑えて、作業の流れを速くする工夫をしていきます。
効率的なテロップ作成のためのテンプレート使用
テロップのデザインを何度も作り直さずに済むように、Davinci Resolveの「テンプレート」を活用しましょう。最初に一度、お好みのデザインでテロップのテンプレートを作成しておけば、あとはそのテンプレートを繰り返し使用できます。
「エフェクトライブラリ」内の「タイトル」セクションから、使いたいテンプレートを選び、テキストを変更するだけで、新たなテロップが作成できます。テンプレートを作成しておけば、後はテンプレートをドラッグして使うだけで効率的に作業を進められます。
キーボードショートカットを活用する
テロップ作成の効率を上げるためには、キーボードショートカットを活用するのも大きな手です。例えば、「T」キーでテキストツールを呼び出し、「Ctrl + C」や「Ctrl + V」でコピー&ペーストを活用することで、同じテロップを繰り返し使用できます。
さらに、オートメーションで繰り返し行う作業は、ショートカットキーを使って素早く進められます。操作を省略することで、よりスムーズに編集が進みます。
オートキャプション機能を使用する
Davinci Resolveには、音声から自動でキャプションを生成する機能が搭載されています。これを使うことで、発言ごとにテロップを入力する手間を省けます。
オートキャプション機能を使用するには、音声トラックを選択し、「Fairlight」ページの「字幕」セクションから「自動生成」を選択します。この機能を使うと、音声認識技術によって自動でテロップが作成されます。後で手動で修正が必要な場合もありますが、大きな手間を削減できます。
まとめ
Davinci Resolveで効率的にテロップを入れるためには、テンプレートやキーボードショートカットを活用することが非常に有効です。また、オートキャプション機能を活用することで、音声から自動的にテロップを生成することができ、作業が大幅に簡素化されます。これらのテクニックを組み合わせて、編集作業をよりスムーズに進めましょう。


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