Javaで2つの数字に基づいて条件分岐を行い、割算や掛け算、または同じ数の場合にメッセージを表示するプログラムの作り方について解説します。特に、ユーザーが入力した数値に応じた計算結果を出力する方法に焦点を当てます。
プログラムの概要
ユーザーが2つの数値を入力した後、最初の数値が大きい場合は割算、小さい場合は掛け算、同じ場合はそのまま表示するようにプログラムを作成する必要があります。これを実現するために、条件分岐(if-else)を利用します。
コードの修正点
提供されたコードにはいくつかの問題があります。具体的には、Scannerのインスタンス作成時に余計な引数が含まれており、変数の型が一致していない部分があります。以下の修正版を参考にしてください。
import java.util.Scanner;
public class Practice {
public static void main(String[] args) {
// ユーザーからの入力を受け取るためにScannerを使用
Scanner scanner = new Scanner(System.in);
// 数字を2つ入力
System.out.println("1つ目の値を入力: ");
float f1 = scanner.nextFloat();
System.out.println("2つ目の値を入力: ");
float f2 = scanner.nextFloat();
// 条件分岐で処理を分ける
if (f1 > f2) {
float quo = f1 / f2;
System.out.printf("割算結果: %.2f\n", quo);
} else if (f1 < f2) {
float pro = f1 * f2;
System.out.printf("乗算結果: %.2f\n", pro);
} else {
System.out.println("同じ数です。");
}
// スキャナーを閉じる
scanner.close();
}
}
この修正により、ユーザーが入力した2つの値に対して適切な計算を行い、結果を表示します。特に注意すべきは、浮動小数点数(`float`)を使用している点と、`nextFloat()`メソッドを使っている点です。
プログラムの実行結果
このプログラムを実行すると、ユーザーが入力した2つの数字に基づき、割算または掛け算の結果が表示されます。また、同じ数を入力した場合は「同じ数です。」と表示されます。
まとめ
Javaで条件に応じた演算を行うためには、`if-else`を使用して条件を分けることが基本です。今回のプログラムでは、ユーザーが入力した数値に基づいて、割算や掛け算を行い、その結果を表示する方法を学びました。実際にコードを動かして、入力値に応じた結果が出るか確認してみましょう。


コメント