画像や動画のデータ量を計算する際には、解像度、色深度(ビット深度)、フレームレートなどの要素を考慮する必要があります。ここでは、解像度3072×1024の24ビットフルカラー画像のデータ量と、それを使った2分8秒(128秒)の動画のデータ量の計算方法について解説します。
画像データ量の計算方法
まず、解像度3072×1024の画像を考えた場合、この画像は横3072ピクセル、縦1024ピクセルのサイズです。24ビットフルカラー画像では、各ピクセルが24ビット(3バイト)を使用します。
画像のデータ量は次の式で求められます:
画像データ量(バイト) = 横のピクセル数 × 縦のピクセル数 × 色深度(バイト)
画像データ量 = 3072 × 1024 × 3 = 9,437,184バイト(約9.44MB)
動画データ量の計算方法
次に、1フレームの静止画を24fps(フレーム毎秒)の速度で128秒間表示する動画のデータ量を計算します。
1フレームのデータ量が9.44MBで、24fpsで128秒間の動画を作成する場合、動画の総フレーム数は次のように計算できます:
総フレーム数 = フレームレート × 動画の長さ(秒)
総フレーム数 = 24fps × 128秒 = 3072フレーム
そのため、動画の総データ量は次のように求められます:
動画データ量(MB) = 1フレームのデータ量 × 総フレーム数
動画データ量 = 9.44MB × 3072 = 28,972.8MB(約28.97GB)
計算式と最終結果
まとめると、次のような計算式になります:
1フレームのデータ量 = 3072 × 1024 × 3 = 9.44MB
動画のデータ量 = 9.44MB × 3072フレーム = 28.97GB
まとめ
解像度3072×1024の24ビットフルカラー画像を使用して、1フレームあたりのデータ量は約9.44MBとなり、それを24fpsで128秒間再生する動画のデータ量は約28.97GBとなります。これらの計算は、ビデオ編集や画像処理の際に非常に有用です。計算式を理解しておくことで、データ管理や最適化に役立てることができます。


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