MacBook AirでUSB、SSD、HDDをフォーマットする際のAPFSとexFATの選び方

Macintosh(Mac)

MacBook Airで外部ストレージをフォーマットする際、APFS(Apple File System)とexFATの選択肢があります。どちらを選ぶべきか、容量による選択基準はあるのでしょうか?この記事では、どの容量でAPFSとexFATを選ぶべきか、その違いを詳しく解説します。

APFSとexFATの違いとは?

APFSは、Appleが開発したファイルシステムで、Macの内部ドライブや、MacOSに対応した外部ドライブで最適化されています。特に、暗号化やスナップショット機能、パフォーマンスの向上に優れています。一方、exFATは、WindowsとMacの両方で使用可能なフォーマットで、大容量のファイルやドライブに対応していますが、Mac固有の機能には対応していません。

容量が小さい場合はexFATでも問題なし

USBドライブや外部HDD、SSDの容量が小さい(おおよそ32GBまで)場合、exFATは十分に適した選択肢です。exFATは、MacとWindows間で互換性があり、特にファイルの移行や他のデバイスとのやりとりが頻繁な場合には便利です。また、exFATは特に小さなドライブであれば問題なく使用でき、速度やパフォーマンスの面でも大きな違いを感じにくいです。

たとえば、16GBや32GBのUSBメモリを使う場合、exFATを選んでも特にパフォーマンスの問題は出にくいです。

容量が大きい場合はAPFSの選択を検討

容量が大きい外部SSDやHDD(例えば、500GB以上)の場合、APFSを選ぶことをお勧めします。APFSは、特にMacOSの最新の機能や最適化を活用できるため、大容量のデータを扱う際のパフォーマンス向上が期待できます。

APFSでは、データの暗号化や、データの整合性を保つスナップショット機能、ファイルシステムの最適化が可能で、特に大きなストレージに対して安定したパフォーマンスを発揮します。

どの容量からAPFSを選ぶべきか?

一般的に、500GB以上の外部ストレージを使用する場合は、APFSにした方がパフォーマンスや安定性を維持できます。特に、Macでのデータ管理やバックアップ、システムの最適化が重要な場合はAPFSを選択することが推奨されます。

また、macOS環境で作業する際、APFSに対応しているストレージデバイスの方が、データの読み書きが速く、システム全体のパフォーマンスにもプラスの影響を与えることが多いです。

まとめ

MacBook Airで使用する外部ストレージをフォーマットする際、容量が小さい場合はexFATを選んでも問題ありません。しかし、容量が大きい場合や、Mac専用の機能を活用したい場合は、APFSを選ぶのがベストです。用途や容量に応じて、最適なファイルシステムを選択することで、より快適にMacを使用することができます。

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