Excel関数を使って市ごとの注文数を集計する方法

Excel

Excelで複数の条件を基にした集計を行いたいとき、特に市ごとに商品の注文数を集計する場合、どのような関数を使用すればよいか悩むこともあります。この記事では、特定の市が注文した商品数を集計するためのExcel関数の使い方を解説します。

前提条件と問題の整理

まず、整理する必要があるのは以下の情報です。
– A列: 県
– B列: 市
– C列: 店名
– D列: 商品①の注文があれば◯
– E列: 商品②の注文があれば◯
– G1〜G10: 10の市が入力されている
これらの情報を元に、市ごとに商品①、商品②の注文数を集計する方法を紹介します。

条件1: 市ごとに商品①の注文数を集計

まず、市ごとに商品①を注文した数を集計するためには、COUNTIFS関数を使用します。COUNTIFS関数は複数の条件を指定して集計することができるため、以下のように使用します。

=COUNTIFS(B:B, G1, D:D, "◯")

この式では、B列に入力された市がG1セルの市名と一致し、かつD列に「◯」が入力されたセルをカウントします。この式をH1〜H10に入力することで、G1〜G10の市が商品①を注文した回数を集計できます。

条件2: 市ごとに商品①または商品②のいずれかを注文した数を集計

次に、市ごとに商品①または商品②のいずれかを注文した数を集計する場合、COUNTIFS関数を組み合わせて使用します。商品①または商品②が「◯」となっている場合にカウントするため、以下の式を使用します。

=COUNTIFS(B:B, G1, D:D, "◯") + COUNTIFS(B:B, G1, E:E, "◯")

この式では、B列に一致する市名に対して、商品①または商品②のいずれかが注文されている回数を集計できます。

条件3: 市ごとに商品①と商品②両方を注文した数を集計

最後に、市ごとに商品①と商品②両方を注文した数を集計するためには、以下のような式を使用します。

=COUNTIFS(B:B, G1, D:D, "◯", E:E, "◯")

この式では、B列に一致する市名で、かつD列とE列の両方に「◯」が入力されている場合をカウントします。

まとめ

Excelで市ごとに注文数を集計するためには、COUNTIFS関数を使用することで簡単に集計が可能です。商品の注文数を集計する際には、複数の条件を指定することで柔軟に対応できます。この記事で紹介した方法を使えば、効率よく集計を行うことができます。

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