Excelで登録日から出荷日までの稼働日数を算出する方法

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Excelで「登録日から出荷日までの稼働日数」を算出する場合、週末や指定された休業日を除外して稼働日数を計算することが求められることがあります。ここでは、Excelの「WORKDAY」関数を利用して、稼働日数を算出する方法について詳しく解説します。

WORKDAY関数の基本的な使い方

Excelでは、稼働日数を計算するために「WORKDAY」関数を使用できます。この関数は、開始日から指定された営業日数を追加した日付を返します。また、引数に指定した休業日(祝日など)を除外することもできます。

基本の構文は次の通りです。

WORKDAY(start_date, days, [holidays])

ここで、`start_date`は開始日、`days`は稼働日数、`[holidays]`は休業日のリストです。これを応用して、開始日と終了日の間の稼働日数を求めることができます。

稼働日数を求めるための具体的な手順

質問にあるように、`セルS15`に登録日(例:2025/04/01)、`セルT15`に出荷日(例:2025/04/24)が入力されていると仮定します。これらの間の稼働日数を計算するためには、次の手順を行います。

  1. 休業日が別シートに入力されている場合、そのシートに入力されている祝日リストを参照するため、`[holidays]`引数にその範囲を指定します。
  2. WORKDAY関数を使用して、登録日から出荷日までの稼働日数を求めます。

具体的な数式は次のようになります。

=NETWORKDAYS(S15, T15, '休業日シート'!A1:A10)

この数式では、`S15`(登録日)から`T15`(出荷日)までの稼働日数を計算し、`’休業日シート’!A1:A10`の範囲に入力された休業日を除外します。`NETWORKDAYS`関数を使うことで、開始日と終了日を含めて稼働日数を求めることができます。

休業日シートの設定

休業日(祝日など)が別シートに入力されている場合、シート名やセル範囲を指定する必要があります。例えば、`休業日シート`に祝日が`A1`から`A10`の範囲に入力されている場合、その範囲を`NETWORKDAYS`関数の引数として指定します。

休業日シートの作成方法。

  • 新しいシートを作成し、「休業日シート」と名前を付けます。
  • 祝日や休業日の日付をセル`A1`から順に入力します。
  • そのシートを参照することで、休業日を除外することができます。

その他の関数と組み合わせる方法

「WORKDAY」関数だけでなく、「NETWORKDAYS」関数や「WORKDAY.INTL」関数を使って、より細かな調整ができます。「WORKDAY.INTL」関数は、週末が異なる場合(例えば、土日ではなく金土が休み)にも対応できるため、国や企業の規定に合わせた休業日設定が可能です。

「WORKDAY.INTL」関数の例。

WORKDAY.INTL(start_date, days, [weekend], [holidays])

この関数を使うことで、週末の日付をカスタマイズした稼働日数計算を行えます。

まとめ

Excelの「WORKDAY」関数を使えば、登録日から出荷日までの稼働日数を簡単に計算できます。休業日が別シートに入力されている場合でも、範囲を指定することで対応可能です。必要に応じて、`NETWORKDAYS`関数や`WORKDAY.INTL`関数を使って、さらに詳細な設定を行うことができます。これにより、効率的に稼働日数を算出できるようになります。

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