Wordで箇条書きを行う際に、OneDriveで自動保存を有効にした状態で、インデントが勝手に増えてしまう問題が発生することがあります。この問題は、ルーラーの三角形が右に移動することで見られます。この記事では、このインデント問題を解決し、箇条書きを左詰めに戻す方法について解説します。
インデントの自動増加の原因
OneDriveでの自動保存を有効にしていると、Wordが自動的に設定を調整することがあります。そのため、箇条書きの際にインデントが意図せず増えてしまうことがあるのです。これは、Wordが「自動修正」機能を利用しているためで、特に箇条書きを行った際に発生しやすい問題です。
左詰めに戻す方法
この問題を解決するためには、インデント設定を手動で調整する方法があります。以下の手順で、インデントを元に戻すことができます。
- ルーラーでインデントを調整:Wordの上部に表示されるルーラーを使って、三角形のアイコン(インデントマーカー)を左側にドラッグします。これにより、インデントを調整し、左詰めに戻すことができます。
- 箇条書きの設定を変更:箇条書きを作成した後、箇条書きのアイコンの隣にある「箇条書きの設定」オプションをクリックし、インデントの数値を手動で設定します。例えば、0cmに設定することで、インデントをなくすことができます。
- Wordのオプションで設定を確認:Wordの「ファイル」タブから「オプション」を選択し、「校正」→「自動修正オプション」を選びます。ここで、箇条書きの自動調整に関する設定を確認し、不必要な自動インデントを無効にできます。
OneDriveの自動保存設定を見直す
OneDriveの自動保存機能が原因で問題が発生することがあります。自動保存をオフにして、手動で保存する方法に切り替えることで、問題が解決することもあります。自動保存の設定を確認するには、Wordの右上の「自動保存」オプションを切り替え、手動保存に変更します。
まとめ
Wordで箇条書きのインデントが勝手に増えてしまう問題は、OneDriveの自動保存や自動修正機能が原因となっていることが多いです。この問題を解決するためには、インデントを手動で調整するか、Wordの設定を見直すことが必要です。また、OneDriveの自動保存機能をオフにすることで、問題を回避することもできます。


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