Wordで名刺にトンボを付けてPDF入稿する方法

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Wordで名刺を作成した際、プリント時にトンボが印刷されない問題を解決する方法をご紹介します。アクセアにPDF入稿するためには、トンボ(裁ち落とし線)が必要ですが、Wordではこの機能がデフォルトで備わっていません。この記事では、Wordで名刺データにトンボを追加する手順を詳しく解説します。

トンボとは?

トンボとは、印刷物を裁断するためのガイド線のことです。これを使うことで、印刷後に余白をきれいにカットし、仕上がりのサイズを正確に保つことができます。名刺を作成する場合、トンボは特に重要です。トンボがないと、プリントや裁断時に微妙なズレが生じる可能性があるため、印刷所では必須の要素とされています。

Wordでトンボを追加する方法

Wordにはトンボ機能が組み込まれていませんが、次の方法で手動でトンボを追加できます。

  1. Wordで名刺を作成した文書を開きます。
  2. 「挿入」タブから「図形」を選択し、直線を選びます。
  3. ページの四隅に直線を引き、トンボの位置を設定します。これらの直線がトンボとなります。
  4. 直線をページの余白から少し外れるように配置して、裁断後にトンボ線が残らないように調整します。
  5. すべてのトンボ線を作成した後、それらをグループ化して、名刺のデザインに合った位置に配置します。

この方法では、手動でトンボを作成することができますが、正確な位置を設定するためには注意が必要です。

専用アプリを使用してトンボを追加する方法

Wordでの手動作業が面倒な場合は、Adobe IllustratorやInDesignなどの専用のデザインアプリを使用することをおすすめします。これらのアプリでは、トンボや裁ち落とし設定が簡単に行えます。IllustratorやInDesignでは、名刺デザインを作成した後、トンボと裁ち落としを自動で追加することができるため、印刷所に最適なデータを簡単に作成できます。

これらのアプリでは、トンボを設定した状態でPDFとして保存し、そのまま印刷所に入稿することが可能です。

PDF入稿の際にトンボを確認する方法

PDFファイルにトンボを追加した後、入稿前に必ずトンボが正しく表示されているかを確認しましょう。PDFビューアでファイルを開き、トンボの位置やサイズが適切かを確認します。トンボが表示されていない場合は、再度PDF書き出し時の設定を見直し、トンボが含まれているかをチェックしてください。

まとめ:Wordで名刺にトンボを追加する方法

Wordではデフォルトでトンボを追加する機能はありませんが、手動で直線を引く方法や、専用アプリを使用することで、名刺デザインにトンボを追加することができます。さらに、PDFとして保存した際には、トンボが適切に表示されることを確認して、印刷所に入稿するようにしましょう。

手動での作業は少し手間がかかりますが、正しい方法でトンボを設定することで、名刺の仕上がりを完璧に仕上げることができます。

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