Snipping Tool(スニッピングツール)を使用して画面キャプチャーを行う際、毎回「四角形」「ウィンドウ」「全画面表示」「フリーフォーム」の4つの選択肢から選ぶのが面倒だと感じる方も多いでしょう。特に「全画面表示」だけを使いたい場合、毎回選択する手間を省きたいと思いますよね。
Snipping Toolで全画面表示のみを選択する方法は?
Snipping Toolでは、キャプチャーを行う前に、選択肢として「四角形」「ウィンドウ」「全画面表示」「フリーフォーム」の4つが表示されますが、設定を変更して、特定のキャプチャー方法を常に選択した状態にすることは公式にはサポートされていません。
ただし、いくつかの方法で、より効率的に全画面表示のキャプチャーを素早く行う方法があります。
全画面表示のキャプチャーを素早く行うショートカットキーの活用
Snipping Toolでは、キーボードショートカットを使用して、迅速に「全画面表示」のキャプチャーを取ることができます。特に便利なのは、Windows 10以降のSnipping Toolで利用可能な「全画面表示」キャプチャーのショートカットキーです。
以下の手順で、全画面表示キャプチャーをショートカットで簡単に取ることができます。
- Snipping Toolを開いた状態で、「Ctrl + Print Screen」キーを押す。
- これで、画面全体が自動的にキャプチャーされます。
このショートカットキーを覚えておくと、わざわざ選択肢をクリックする手間を省けます。
Snipping Toolの設定を変更して全画面表示をデフォルトにする方法
現在、Snipping Tool自体には「全画面表示」をデフォルトで選択する設定はありませんが、代替手段として、Windowsの「設定」からSnipping Toolのショートカットキーをカスタマイズすることができます。
具体的な手順は次の通りです。
- Snipping Toolを開き、画面右上の3つの点をクリックして「設定」を選びます。
- 「ショートカットキー」のセクションで、全画面キャプチャー用のショートカットキー(「Ctrl + Print Screen」など)を確認し、変更または確認します。
- 設定を保存し、次回からはショートカットキーを使用して迅速に全画面表示をキャプチャーします。
この設定を行うことで、次回からはわざわざ選択肢を選ばず、ショートカットキーでスムーズに全画面キャプチャーが可能になります。
サードパーティ製ツールを使ってキャプチャーを簡素化する方法
もし、Snipping Toolでの操作に不便さを感じる場合、サードパーティ製のキャプチャーツールを使用するのも一つの方法です。例えば、「Greenshot」や「ShareX」などのツールは、設定で常に全画面キャプチャーを選択した状態にしておくことができ、より便利に画面キャプチャーを行えます。
これらのツールは、Snipping Toolよりも多機能で、キャプチャー後の編集や保存方法も多様なので、より細かな設定が可能です。
まとめ:Snipping Toolでの全画面表示キャプチャーを効率化する方法
Snipping Toolでは、現在のところ「全画面表示」をデフォルトで設定する方法は公式に提供されていませんが、ショートカットキーを活用することで迅速に全画面キャプチャーを取ることができます。また、設定でショートカットキーをカスタマイズしたり、サードパーティ製のツールを使用することで、より効率的に作業を行うことができます。
これらの方法を試すことで、毎回「全画面表示」を選択する手間を省き、作業をスムーズに進めることができるようになります。


コメント