BricsCADを使って外部参照(Xref)を利用する際、参照側で設定した表示順序がマスター図面に反映されないことがあります。特に、赤い円を最前面に、青い四角を最背面に設定しても、マスターで逆になってしまうケースです。これは外部参照とマスター図面間での表示順管理の違いによるものです。
1. 外部参照の表示順序の基本
BricsCADでは、外部参照はマスター図面の表示順序に従って描画されます。そのため、参照側でのオブジェクト順序はマスターに直接反映されません。マスター側で表示順を管理する必要があります。
2. マスター図面でのオブジェクト順序調整
マスター図面上でXrefの表示順序を変更するには、DRAWORDERコマンドを使用します。対象のオブジェクト(Xrefや個別オブジェクト)を選択し、前面へ移動または背面へ移動で正しい順序に設定できます。
3. Xref内オブジェクトの管理
Xref側でオブジェクトの順序を整えておくことは、将来の編集や参照更新時に便利です。しかし、表示順の最終決定はマスター図面で行う必要があります。つまり、マスター側でDRAWORDERを使って整えることがベストプラクティスです。
4. 他の対策
・レイヤー管理を活用する:Xref内のオブジェクトを異なるレイヤーに分け、マスター側でレイヤー表示順を調整することで、描画順を間接的にコントロールできます。
・参照の種類を確認する:クリップボードやブロック参照など、一部の参照方法によっては描画順に影響することがあります。必要に応じて参照方法を変更してみましょう。
まとめ
BricsCADでXrefの表示順がマスターに反映されない場合、外部参照側の順序だけでなく、マスター図面側でのDRAWORDERコマンドやレイヤー管理を使って調整することが重要です。これにより、赤い円を前面、青い四角を背面に正しく表示できます。


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