エクセルで累計実績を1日から31日まで加算して表示している場合、特定の日の実績(単日実績)を求める方法は非常に便利です。この記事では、累計実績から単日実績を計算するための簡単な手順と、使える関数について解説します。
累計実績から単日実績を求めるための基本的な考え方
累計実績がある場合、単日実績はその日における実績から前日の実績を引くことで計算できます。例えば、1月3日の累計実績が100、1月2日の累計実績が70であれば、1月3日の単日実績は100 – 70 = 30となります。
具体例:単日実績を求める数式
エクセルでは、次のような数式を使って単日実績を求めることができます。
- セルB2に1月1日の累計実績、セルB3に1月2日の累計実績、セルB4に1月3日の累計実績がある場合:
=B4-B3
この数式を使うことで、1月3日の単日実績を求めることができます。
累計実績が縦並びの場合の計算方法
累計実績が縦に並んでいる場合も同様の方法で単日実績を求めることができます。例えば、セルA1からA31に累計実績が入力されている場合、次のような数式を使用します。
=A2-A1
この数式をA2からA31までドラッグしてコピーすれば、各日付の単日実績を簡単に計算できます。
SUM関数を使った累計実績の自動更新
もし、日々のデータが入力されるたびに累計が更新される場合、SUM関数を使って累計を自動的に更新する方法もあります。例えば、セルA1に初期値を設定し、A2以降には日々の実績を入力した場合、次のような数式で累計を求めることができます。
=SUM($A$1:A2)
これにより、A列に入力された実績が自動的に累計として更新されます。
まとめ
エクセルで累計実績から単日実績を求める方法は簡単で、特定の数式を使用することでスムーズに計算できます。日々のデータ更新をスムーズに行うために、SUM関数や引き算を活用し、効率的にデータを管理していきましょう。


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