VDMX6を使用してライブパフォーマンスを行う際、MIDIコントローラーをレイヤーごとに割り当てることやフリーズ問題について悩んでいる方も多いでしょう。本記事では、VDMX6のMIDI設定の基本やフリーズ問題への対処法について詳しく解説します。
1. VDMX6のMIDIコントローラー設定方法
VDMX6で異なるMIDIコントローラーをレイヤーごとに割り当てるには、まず「MIDI設定」画面で各コントローラーを認識させます。次に、各レイヤーに対応するコントローラーを選択し、必要に応じてノート番号やCC(コントロールチェンジ)番号を指定します。
具体的には、Layer1にはMASCHINE、Layer2と3にはLAUNCHPADを割り当て、それぞれの操作をMIDIモードで設定することが可能です。設定後、レイヤーごとのMIDIメッセージが正しく動作するかを確認してください。
2. 同じノート番号が反応する問題の解決
異なるMIDIコントローラーで同じノート番号を使用した場合、全てのレイヤーが同じノート番号に反応することがあります。これを回避するためには、VDMX6の「MIDIマッピング」機能を使って、異なるコントローラーに個別のノート番号を割り当てる必要があります。
さらに、特定のノート番号を設定することで、レイヤーごとに別々の反応をさせることができます。各コントローラーに固有のノート番号を指定し、重複を避ける設定が重要です。
3. フリーズ問題の原因と対策
VDMX6がフリーズする原因としては、ハードウェアのパフォーマンス不足や設定ミス、ソフトウェアのバージョンによる不具合が考えられます。特に、MIDIコントローラーの設定や重い映像素材の読み込みが原因となる場合があります。
フリーズ問題を防ぐためには、使用しているPCのスペックを確認し、最適化を行うことが必要です。MacOS Sequoiaを使用している場合、システムのアップデートやVDMX6の最新バージョンへのアップデートを確認しましょう。また、パフォーマンスが低下している場合は、映像解像度を下げるなどの対策も効果的です。
4. 参考コミュニティとサポート
VDMX6に関する詳細な情報やコミュニティサポートを利用することも重要です。公式のVDMXサポートフォーラムや、VJ関連のオンラインフォーラムでは、同じ問題を経験したユーザーの解決策を見つけることができます。
また、YouTubeやVJ関連のFacebookグループでも、ライブパフォーマンスに役立つヒントやアドバイスが多く共有されています。これらのコミュニティを活用して、問題を迅速に解決しましょう。
5. まとめ
VDMX6でMIDIコントローラーをレイヤーごとに割り当てることは、設定を工夫することで可能です。ノート番号の重複を避けるために、MIDI設定を慎重に行い、フリーズ問題を防ぐためにはシステムの最適化が求められます。
また、サポートコミュニティを利用することで、よりスムーズに問題解決が可能です。ライブパフォーマンスに向けて、これらのポイントを参考にしてみてください。


コメント