Windows 11にアップグレード後、Chromeを立ち上げるたびに手動でIMEをオンにしなければならないと感じることがあります。以前のWindows 10では自動的にIMEがオンになっていたため、この変更は不便に思えるかもしれません。本記事では、IMEが自動的にオンになるように設定を調整する方法を解説します。
IMEが自動的にオンにならない原因
Windows 10では、特定のアプリケーション(例えばChrome)を起動すると、IMEが自動的にオンになることが一般的でした。しかし、Windows 11へのアップグレード後、この挙動が変更され、IMEが自動的にオンにならないことがあります。この変更には、Windowsの設定やChromeの設定が関係している可能性があります。
まずは、Windows 11のIME設定が正しく構成されているかを確認することが重要です。
IMEの設定を確認する
IMEの設定が正しくないと、Chrome起動時に自動的にIMEがオンにならないことがあります。以下の手順で確認し、必要に応じて設定を変更してみましょう。
1. 「設定」メニューを開き、「時間と言語」→「入力」→「詳細設定」を選択します。
2. 「入力方式のオプション」をクリックし、IMEの設定を確認します。
3. 「入力方式の自動切り替え」が有効になっているか確認し、無効になっている場合は有効に変更します。
Chromeの設定を確認する
次に、Google Chrome自体の設定も確認してみましょう。Chromeは、ブラウザ起動時にIMEの状態を引き継ぐことができるため、IMEの動作に影響を与えている可能性があります。
1. Chromeを開き、「設定」メニューから「言語設定」を選択します。
2. 言語設定で、IMEを利用する設定が適切に選択されていることを確認します。
これにより、Chrome内でIMEが正しく動作するようになるかもしれません。
Windows 11の再設定を試みる
もし上記の方法でも解決しない場合、Windows 11の再設定を試みることが有効です。IMEの設定を再構成するために、以下の手順でWindowsの入力設定をリセットすることができます。
1. 「設定」メニューを開き、「時間と言語」→「入力」→「入力方法の管理」を選択します。
2. 「追加の設定」を選び、IMEの設定をリセットしてみましょう。
これにより、IMEの設定が初期化され、以前のように自動的にIMEがオンになるかもしれません。
まとめ
Windows 11にアップグレード後、Chrome起動時にIMEが自動的にオンにならない場合、IMEの設定やChromeの設定を確認し、必要に応じて再設定を行うことが解決方法となります。設定を適切に行うことで、以前のようにスムーズにIMEを使用できるようになります。


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