クリップスタジオペイントEXを使用している場合、漫画のデータを出力する際に仕上がり枠までを範囲として設定する方法があります。この記事では、バージョン1のクリップスタジオペイントEXを使用して、仕上がり枠を指定して書き出すための手順をわかりやすく解説します。
1. 仕上がり枠とは
仕上がり枠とは、印刷物や電子書籍で使用する際に、実際に必要な部分を指します。作業画面で描いている部分と印刷範囲が異なる場合があるため、仕上がり枠を設定してその範囲を決めておくことが重要です。
2. 仕上がり枠を範囲として設定する方法
仕上がり枠までを範囲として書き出すためには、以下の手順を踏んで設定します。
- 1. まず、クリップスタジオペイントEXを開き、作業しているプロジェクトを表示します。
- 2. 「キャンバス」メニューから「画像サイズ」を選択し、キャンバスサイズを確認します。
- 3. 仕上がり枠を設定するためには、キャンバスの枠線を表示させる必要があります。「表示」メニューから「ガイド線」を選択し、「仕上がり枠」を表示します。
- 4. 仕上がり枠を確認したら、「ファイル」メニューから「書き出し」を選び、書き出しの設定画面に進みます。
- 5. 「書き出し」画面で、書き出す範囲を「仕上がり枠」に設定します。これで、仕上がり枠のみが書き出されるようになります。
以上の手順で、仕上がり枠までを範囲として指定して書き出すことができます。
3. 書き出し設定の注意点
書き出し時には、仕上がり枠だけでなく、解像度やファイル形式などの設定も確認することが大切です。特に印刷やWeb用に書き出す場合、適切な解像度(通常は300dpi)を設定し、最適なファイル形式(例えば、TIFFやPNG)で保存することをおすすめします。
4. まとめ
クリップスタジオペイントEXで仕上がり枠を範囲として書き出す方法について解説しました。仕上がり枠を正確に設定することで、印刷物やデジタルメディアで適切に表示されるデータを作成できます。これらの設定を行い、作業を効率化しましょう。


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