パワーポイントでページ番号がズレる問題の解決法｜スライドマスターで正しく設定する方法

パワーポイントで各部門から集めた資料を集約して表示する際、ページ番号がスライドごとにズレてしまうことがあります。この問題は、スライドマスターを使用してページ番号を設定する際に発生することがあります。この記事では、ページ番号のズレを解消するための方法について解説します。

スライドマスターでのページ番号設定の基本

パワーポイントでページ番号を設定するには、スライドマスターを使用します。スライドマスターで設定された内容は、プレゼンテーションの全スライドに反映されるため、統一感のあるデザインを保つことができます。

スライドマスターにページ番号を挿入するには、以下の手順を行います。

これでページ番号が各スライドに表示されますが、ページ番号がズレる原因が他にも考えられます。

ページ番号がズレる原因は、主に以下のような点が考えられます。

異なるスライドレイアウト：異なるレイアウトのスライドがあると、ページ番号の位置がズレることがあります。例えば、タイトルスライドと内容スライドで異なるデザインが適用されている場合、ページ番号がずれることがあります。
ページ番号の位置調整：スライドマスター内でページ番号の位置を調整しても、個別のスライドで位置がずれることがあります。スライドマスターで設定したページ番号の位置を変更した場合、全スライドに反映されないことがあります。
スライドマスターの更新漏れ：スライドマスターを編集した後、全てのスライドに変更が適用されていない場合、ページ番号の位置がズレることがあります。

ページ番号のズレを解消するためには、以下の方法を試してみてください。

全スライドのレイアウトを統一する：スライドマスターで設定したレイアウトに合わせて、各スライドのレイアウトも統一しましょう。これにより、ページ番号がどのスライドにも適切に表示されます。
ページ番号をスライドごとに確認：スライドマスターでページ番号を設定した後、各スライドをチェックし、位置がズレていないか確認します。必要に応じて、個別のスライドで微調整を行います。
スライドマスターの更新：スライドマスターを編集した後、全スライドに変更が反映されるように、スライドマスターを再度適用します。「スライドマスター」タブで「閉じる」を選択して編集を終了し、変更を反映させます。

ページ番号がスライドに正しく表示されない場合、その他の要因も考えられます。

ページ番号のフォントやサイズの調整：ページ番号のフォントや文字サイズがスライドに対して大きすぎる、または小さすぎる場合、ズレが生じることがあります。スライドマスターでフォントやサイズを調整してみましょう。
表示設定の確認：スライドマスターで設定した内容が正しく反映されていない場合、スライドマスターの表示設定を再度確認し、必要に応じて更新します。