Windows 10のコンシューマー拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)に予期せず登録してしまったかもしれない場合、どのようにその登録状況を確認すればよいのでしょうか?この記事では、ESUプログラムへの登録状況を確認するための方法について詳しく解説します。
ESUプログラムとは?
コンシューマー拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)は、特に古いバージョンのWindows 10(主にWindows 7など)に対して提供されるセキュリティ更新プログラムです。これにより、通常のサポートが終了した後も一定期間、重要なセキュリティ更新を受け取ることができます。
ただし、このプログラムに登録しなければセキュリティ更新を受け取ることができません。そのため、意図せず登録してしまった場合や、登録の状況を確認したい場合には、適切な手順を踏む必要があります。
ESUプログラムの登録状況を確認する方法
ESUプログラムへの登録状況を確認するためには、いくつかの方法があります。まずはWindowsの設定画面から直接確認できる方法を試してみましょう。
1. **「設定」アプリを開く**:スタートメニューから「設定」を選択し、システム設定を開きます。
2. **「更新とセキュリティ」セクションに移動**:設定メニューの中から「更新とセキュリティ」を選びます。
3. **「Windows Update」の確認**:「更新履歴の表示」をクリックし、更新履歴の中に「ESU」が表示されていれば、ESUプログラムが適用されている可能性があります。
コマンドプロンプトでの確認方法
また、コマンドプロンプトを使ってもESUプログラムの登録状況を確認することができます。以下の手順を試してください。
1. **コマンドプロンプトを管理者として開く**:スタートメニューを右クリックし、「コマンドプロンプト(管理者)」を選びます。
2. **コマンドを入力する**:「slmgr.vbs /dli」を入力し、Enterキーを押します。
3. **ライセンス情報の確認**:表示されたライセンス情報の中に、ESUプログラムに関する情報が記載されています。
ESU登録後の注意点
ESUプログラムに登録されている場合、セキュリティ更新を受け取ることができますが、いくつか注意が必要です。まず、ESUプログラムの対象となるのは特定のエディションのWindowsのみであるため、個々のエディションによって適用されるかどうかが異なります。また、ESUの期間終了後には新しい更新が適用されなくなるため、期限が来る前に再度更新やアップグレードを検討する必要があります。
さらに、ESUプログラムに関連する費用が発生する場合もあるため、契約内容を再確認することをおすすめします。
まとめ
Windows 10のコンシューマー拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)の登録状況を確認するためには、Windowsの設定やコマンドプロンプトを使った方法で簡単に確認することができます。万が一登録していた場合は、更新が適用されているかどうかをチェックし、今後のアップグレードについても考慮することが重要です。
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